2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

車内広告いくつか

昨年は「全部雪のせいだ」 今年は「答えは雪に聞け」 スキーに行きたいかどうかぐらい自分で決めろ! とおじさんは思う。 それはさておき。 中吊り広告を見ていると時折、温泉地の住宅がある。 白木の浴槽がバーンと。 そして東京駅から新幹線で80分前後とあ…

Mid-City

3階からスケートリンクを見下ろす 潜り抜けて円を描く 時計回り反時計回り 足を滑らせる少年A ミセスBはつま先を高く上げる 音楽の途切れる瞬間があった クッキングスタジオ 賑やかな色彩 ピカピカの電子レンジが壁いっぱいに積み重なる 揃いのエプロンで…

Basia 来日公演

昨晩は一昨日の Swans に引き続き、Basia の来日公演を観に行く。 (こんな節操ない組み合わせ、僕ぐらいか) 六本木の Billboard Live Tokyo にて。 サービスエリアだと1万円超えなので、周辺席に当たるカジュアルエリアで予約する。 それでも 9,000円。 9…

Swans 来日公演

昨晩は渋谷の O-NEST で Swans の来日公演。 フロア一杯に入っていた。 80年代の NY アンダーグラウンドの帝王。 あの Swans が日本で演奏する日が来るとは。 (正確には今回で3回目) 重くて暗くて、絞首刑の一瞬を永遠に引き延ばすかのような。 僕が熱心…

iTunes もいまだよくわからないことばかりで

日曜のこと。 先日入手した Jackie DeShannon『Laurel Canyon』のリマスター国内盤を iTunes に取り込んで iPhone に入れて聞いてみたところ、音割れする。 内容がとてもいいのでもったいない。 新宿のハンズのエスカレーターに乗っているところで なんとは…

1/19-1/25

1/19(月) 午前3時起きが続く。 寝落ちしていた妻も起きてキーを打っていた。 仕事が忙しくなって、あれこれとイライラ。 いかんいかん。 月イチの特定保健指導の報告メールを送る。 ここ数日で最も体重が少なかった「73.5kg」で提出する。 昼は大戸屋で鯵の…

入口の情報、深める情報

昨日話したこと。 そこにたくさんのカテゴリーの雑多な情報がたくさんあって どこから手を付けていいかわからないというとき、 まずはふたつに分けるといい。そのどちらなのか考えてみるといい。 そのカテゴリーの入口となるもの、深めるためにあるもの。 そ…

「Bowling for ...」

階段の陰 かすれたボーリング大会のお知らせ ひと気のない商店街 野良犬が背中を丸めて立ち去る 閉鎖された町 閉鎖された国 手を離れて 風船が飛んでゆく 海沿いの線路は草むらの中へ どこにも辿り着かない ホームに降り立って風向きを見る 電車を待つ 子ど…

「Fabric Room」

隣の部屋に猫がいる その存在を感じる 鳴き声はしないひっかくこともない 隣の部屋には他に誰もいない 隣の部屋に猫がいる 窓もなくドアもない 外では雨が降っている 椅子に座って壁を眺める 隣の部屋に猫がいる じっと息を潜めている 外の雨は雪に変わった …

「Man on the Moon」

世田谷 真夜中のコインパーク ワゴン車のカーナビが光る 眠る男の横顔 曇り空 住宅地 無言の植え込み 「この辺りは空き巣が多いから気をつけて ここも前住んでた人もやられたの」 「チラシのポスティングって 狙える家を探してるみたいね」 明け方の信号待ち…

「Paradise」

白い家と白い家と白い家 生け垣 植え込み ガーデンライト その外に広がる砂漠 極夜 水平線上の光 通りの名は希望とか楽園であるとか 交差点の陰に立って奥様たちは噂話に忙しい 今夜人工衛星が墜落することになっている 砂漠は1ヶ月に1mのスピードで広が…

1/12-1/18

1/12(月) 9時起き。 神保町で妻が誕生日プレゼントとしてランニングシューズを買ってくれることになっていたが、 33守番ボーの講評の初稿を仕上げなければならず、とりやめ。 昼は僕がミートボールスパゲティを。 冷凍の温野菜ミックスがなかったので外に買…

箱根へ(後編)

12時過ぎ。通りを少し歩いてみる。 観光地にありがちなパワーストーンを売る店や こんなの今時誰が買うんだろうというような土産物屋がいくつかあって、 あとは名物のワカサギの天ぷらを出す蕎麦屋ばかり。 こぎれいなイタリアンやカフェは行列。 蕎麦屋のひ…

箱根へ(前篇)

年末年始に帰省すると 「入籍したのはいいものの、式はどうするのか」という当然の質問が出てきた。 せめて早いうちに、だけど雪が解けて温かくなってから両家顔合わせをと 正月に話し合っていたら箱根の温泉でやったらどうかとなる。 じゃあ家族だけで式を…

神保町で本を

今日は妻が担当している教室の汁講(オフ会)。 神保町で終日、というので僕も最初から参加した。 以下、買った本・買わなかった本のメモ。 グッドモーニング・カフェで昼食と自己紹介の後、 神保町の古書店街で一時間ほど過ごす。 小宮山書店のガレージセー…

「wonderfuck」

晴れた朝 青い象の背に乗って会社へと向かう 246を渋谷方面へ やあ 君は白いキリンで? クラクションのことは気にしないでね 鳥たちを呼び寄せる若者がいる 風向きを読んで 指を空に向けて 歩道橋の上から 口笛を 羽田へと向かうジェット機が通り過ぎる 子ど…

『「ストーリー イズ キング!」ディズニーのすごずぎる脚本作り法』

ディズニーの新作映画『ベイマックス』が話題のようなそうでもないような。 「アナ雪」の大ヒットの後だと難しいのかもしれないですね。 まあ僕が観に行くことはないんだけど、 ほほぉと思ったのは脚本家が20人でストーリーを作ったのだという話で。 この映…

白湯というもの

結婚してから白湯を飲むようになった。 家で温かい飲み物をとなるとまずは白湯。 いつのまにか会社でもそうなった。 それまでは特にオフィスで 朝から晩までインスタントコーヒーか紅茶や緑茶のティーバッグ。 金がかかるし、カフェインが体にも悪そう。 何…

「踊り子」

踊り子は笛の音に誘われて 月の光に照らされて 森の奥 湖のほとり 一人きり目を閉じて 時を忘れて 空に浮かぶ舟が 彼女の観客 銀色と砂色と茜色 言葉は光に包まれて 一瞬の煌きがその声をかき消す 鳥たちの群れが地平線の彼方に消える 辿り着いた宇宙飛行士…

1/5-1/11

1/5(月) 9連休明け。昨晩からの悪寒が朝起きてもそれほどよくならず。 午前休から全休へ。病院で診断を受けると感染性の胃腸炎。 帰ってきて一眠りして、レトルトのおかゆを温める。 抗生物質を飲んで少しずつ良くなってくる。 夜、妻が帰ってきてふかした…

「ナイアガラ」

その時が来たら僕は 飛行機に乗るだろう ロケットに乗るだろう 目を閉じて思い浮かべる ナイアガラ 声はかき消され 視界は白く煙る 夜が明け、目を覚まし、狼が氷原を渡る 上空を通過する偵察機が 音速を超える 何年も 何十年も 机の上、写真を飾っていた 知…

『羆嵐』

今週は妻が持っていた吉村昭『羆嵐』を読んでいた。 大正四年、北海道の貧しい開拓地を襲った身長2.7m、体重380kgにもならんとする巨大熊。 打ちひしがれる村人たち。一人寡黙に立ち向かう酒癖の悪い、嫌われ者の老漁師。 威張り散らす警察署長によって周辺…

Noisetrade '2015

このところ忙しくてずっとチェックできていなかったけど、 昨晩久しぶりに noisetrade.com を覗いてみた。 届いたメールの件名からいくつか気になるのがあった。 メールアドレスと引き換えにアーティストの提供する独自音源がダウンロードできる。 新しいア…

「でも、だって、どうせ」

これまで15年間同じ会社で働いていてきて、 何度か部門が変わって、部門名が変わって、部長が変わってきた。 正直「なんだこいつ?」と思うような部長もいれば、 「この人のためならばもう少し頑張ろう」と思えるような尊敬できる部長もいた。 今でも忘れら…

「遠く離れて」

ホームに立つ 川が流れている この冬一番の寒さ 夜はまだ明けきっていない 鍵を握りしめる 冷たくなって硬くなって だけどそれを握りしめる ポケットの中 左手の中 電車を待つ 川が流れている この冬一番の寒さ 空が白く染まりだした

自己紹介というもの

WEB上の学校に関わっているため、時々自己紹介というものに出会う。 ・自分を○○に例える 例)お菓子、鍋の具材 ・好きな○○を3つ挙げる 例)人物、本、映画 この3つが定番だろうか。 前者は自分について多くの言葉で説明しなくても お菓子ならお菓子の、鍋…

青森帰省 その10

昨日の続き。 その後寒気が治まらず、風呂に入って22時には布団に入る。 会社には明日休むとメールを送る。 スエット上下にフリースを着て寝る。 熱を計ったら37.3℃。 少し吐き気がするが、吐くほどではない。 腹を下している。 午前0時前に目が覚めてしま…

青森帰省 その9

昨晩はその後八海山を冷と熱燗で飲みながら 「笑ってはいけない」シリーズの未公開映像集を。 大晦日の本編は見なかったけど。 くだらねーと思いつつもついつい笑ってしまう。 終わって「まっさん」のこれからを紹介する番組。 久しぶりの「水曜どうでしょう…

青森帰省 その8

昨晩は教育テレビで「100分de名著」のスペシャル。「100分de日本人論」 松岡正剛校長が登場して九鬼周造『「いき」の構造』について語るという。 4人登場して他3人は赤坂真理、斎藤環、中沢新一。 母が舞台となった本楼を見て 「わー、ここは本がたくさん…

青森帰省 その7

昨晩はその後、28日に放送されたのを録画した 「津軽弁の日」の後半、川柳と体験談の部を。 僕は笑って見ているが、妻はさっぱりわからず。 睡魔に襲われる中『インタビューズ』を少し読んで眠る。 ウィリアム・バロウズとメイ・ウェスト。 残り20ページとい…