フランス対ベルギー

今日も振り替え休日。
3時に起きて準決勝、フランス対ベルギーを見る。事実上の決勝戦
下馬評としてはやはりフランスだろうか。
僕としては今大会最も魅力的に見えたチームがベルギーだったので勝ってほしかった。
勝戦はベルギー対クロアチアを期待した。


どちらもクールな知性を手にしたしなやかな獣とでもいうか。
派手なところのない、静かな試合となった。洗練されているというか。
無理もなく無駄もなく、痛恨のミスというものもない。
隙をついてボールを奪うと圧倒的なスピードで駆け上がる。
カウンターの速さで言えば今大会屈指の2チーム。
日本も最後、ベルギーにそのカウンターであっという間に3点目を取られてしまった。


ボールを持っていたのはベルギーの方が多かったけど、
フランスが後半、コーナーキックの1チャンスをものにして堅い守りで押し切った。
残念だ。今が最も充実しているベルギーに4年後はあるだろうか。
今晩クロアチアイングランド、どちらが勝っても優勝はフランスだろう。


そういえば、VIPな観客席にミック・ジャガーがいたな。
フランスびいきだから見に来たのだと思う。
翌日のイングランド戦は見るのだろうか。そんな暇じゃないか。
昨日ニュースを見ていたら、Oasis のノエル・リアム兄弟がまた喧嘩をしたと。
ノエルがステージで
イングランドの優勝なんてあるわけないだろ。お前らも実際は信じてないだろ」
みたいなことを言ったのだとか。
そこにリアムが当然のごとく噛みつく。
優勝してしまったらノエルはどうするのだろうか。Oasis 再結成を認めるのか。


代表チームが帰ってきて、この国でのワールドカップは一区切りついてしまったように思う。
空気がだいぶ変わってしまった。
祭りの後のような儚い、寂しい感傷的な気持ちを抱えながら準々決勝、準決勝を見る。


VIPな観客席と言えば、南米のチームが試合に出たときに必ずいたマラドーナ
なんだか痛々しいなあ。夢の後というか。
そっとしといてあげたほうがいいんじゃないか。
暴言・失言も耳を貸さないようにする。
お互い干渉しあわないのがいいのではないか。