宇多田ヒカルの2018ツアーを申し込む

宇多田ヒカルの新しいアルバム『初恋』を買う。
特典として、今年後半のツアーの先行申込が行える抽選券が封入されている。
さいたまスーパーアリーナ横浜アリーナ幕張メッセなど。
ツアーは12年ぶりということで、当たるなら見てみたいと応募してみようとする。


…が、これがまた大変で。
特設サイトから会員登録を行ってしかも本人確認用の写真をアップロードしないといけない。
しかも、一度の申込で二人分を申し込めるんだけど、
同伴者も同様に会員登録と写真のアップロードをしないといけない。
ものすごく手間がかかった。
写真は背景が無地でプリクラはだめでとかいろいろ制約があって、
登録時もひとつひとつチェック項目にチェックを入れていかないといけなかったり。
日時・会場は第三希望まで選べるんだけど、
そのそれぞれで同伴者情報をいちいち入力しないといけなかったり。
ひとつしか当たらないのに第一希望・第二希望・第三希望でそれぞれ違う人を指定する人っているのだろうか。
どんなドンファンだ、っていう。
(さらに、僕だけ? 会員登録のページから届いたメールから遷移したページで登録の続きを行おうとすると
 何度もセッションエラーとなった。しかたなく iPhone から行ってそれがまた手間だった)
意図的に申込を難しくすることでふるいにかけてるのではないか、とすら思った。


おそらく、入場時も時間がかかって混乱が生まれるんじゃないか。
髭を剃ったとか髪を染めたとかで足止めを食らわないか。
そもそも、上記エラーのようにシステム障害が何かしら発生しないとも限らない。


チケット転売を避けるための措置なのはわかるけど、ガチすぎる…
これは要するに応募できるのはカップルや夫婦や家族や友人だけであって、
宇多田ヒカルのチケットが当たったけど、見に行かない?」
と意中の女の子を誘うことができないわけで。これは切ない。いいんだろうか。
このツアーからは恋が生まれない。


チケット転売を組織的に行っている人たちの話を聞くと腹が立つ。
どうしても見たいのに抽選に外れた場合、なおさら腹が立つ。
今はまだ過渡期であって、今回のが試金石となって
将来的にはもっとスムーズに申込や入場できるようになってほしいと思う。
かといって申込にマイナンバーを使うというのも、なんだか嫌だけど。