最近ニュースを見てなんとなく考えたこと。


プロ野球
球団が合併して1リーグ制にするとかしないとか。
オーナーたちが集まって勝手に議論して決めようとしていた。
選手会がストの可能性を示唆しても「好きにせえ」と。
「署名に参加した選手は新球団から排除する」はまだいい方で
挙句の果てには清原がどうしたこうしたとか頭の悪い発言ばかり飛び出してきて結果として謝罪。
プロ野球ファンからしてみれば「憤慨する」を通り越して唖然とするばかり。


彼らからしてみれば球団なんて
不動産やバブルの時に買った豪華な額付きの絵画と一緒なんだろうな。
そんで選手ってのは家畜であって、ファンってのは肉を買いにきた民衆ぐらいのものなんだろうな。
長期的傾向としてプロ野球の人気が凋落してきたのは
サッカーでJリーグが発足してワールドカップうんぬんで、
という以前にオーナーを中心とするプロ野球界の構造が腐ってるからだというのがようやくわかった。


今更僕が言うまでもないが、
なんで球団を合併しなきゃいけないの?
ライブドアが買うって言うんだからそれでよかったんじゃないの?
そもそもどこの誰が合併と1リーグ制を望んでんの?
国民投票にかけたらいい。


彼らには「所有」している資格なんて一切無し。


・・・市で運営管理している広島カープの動向が気になる。

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参議院選


今年30にもなるって言うのに、いまだ投票所に行ったことなし。
古今東西のいろんなミュージシャンが投票権を行使しようと主張しているが
こればかりは僕腰が引けたまま。


めんどくさいって言う以前に気になる政治家ってのがいないんだよな。
心動かされ投票したくなるような政治家。
託したくなるような政治家。
その立ち振る舞いだけで信頼できるような大物。


今の選挙制度ならば誰かしらの名前を選ばなくてはならない。
これっておかしい。
自民党だろうが民主党だろうがパッとしないのは明らかだ。
(彼らの言うマニフェストやらを読んでない僕がこういうことを書くと文句が来そうだが)
「該当者なし」ってのが選べるといいのに。


※もしかして僕が知らないだけで実は選べたりするのか?


選べるっていうのなら僕は毎回白紙の投票用紙を投票箱に入れてもいい。


その政策を支持できるかどうかは別として、
選挙戦で共産党がいかに頑張っているかというのが僕の中では一種のバロメーターだった。
その声が届くかどうかに関わらず「外野にいて否定する」という
ああいう存在がないことには物事のバランスはおかしくなる。
今回の選挙ではものすごく影が薄くて、「ああこの国の政治は停滞しているなあ」と思った。


何がどうあろうと小泉政権続投。
日本中で政治というもの全般に盛り上がりを示して
ピリピリしていた時期ならばありえないことなのに。


日本国民が今全体として興味を持っているものってなんなのだろう?
オリンピック?
北朝鮮問題?
景気回復?
今この瞬間はどれでもなさそう。


日本の人々は今何に対しても興味を持っていない。
個人としてはあれこれあるんだろうけどまとまりを見せることは無く。
国力の低下とはこういうことでもある。