考えたこと

ATMというもの

最近ATMに行って思うのは、 キャッシュカードじゃなくスマホをピッと当てるだけにすればいいのに。 銀行のアプリなんかが対応して。 一市民としての僕はそんなことを考えるが、 IT業界で働いている僕はそれ実現するって大変だよなと気が遠くなる。 銀行ATMの…

ネットに思う3つのこと

ネットというかSNSというか、AIも絡んでおかしなことになっている。 暴走というか。 誰がそれを望んでいるのか? 20世紀末にIT企業に入社して、ずっと何らかの形でインターネットに関わっている。 僕個人としてはこういう使い方がよいのでは、と思うところを…

生成AIというもの

ネットに流れる動物の面白動画、 この1年で急速に生成AIによる現実にはありえないものばかりになった。 例)猫と犬がペアでフィギュアスケートのリンクに立って猫が犬をリフト 面白いと言えば面白いんだけど、つまらないと言えばつまらない。 そんな簡単な…

気が付かなきゃよかったこと

気が付かなきゃよかったことがある。 小説を読んでいるとき、例えばこんなやりとり。 「お名前を伺ってよろしいですか」 「岡村豊彦と言います」 「ありがとうございます。では、どちらにお住まいですか」 あるいは。 「彼の名前なんて言うの?」 「岡村豊彦…

永遠というもの

「永遠の愛を誓う」というと聞こえがいい。 あるいは「永遠に呪い続ける」とか。この場合、「末代」と言ってもいい。 このとき、人はその「永遠」というものをどれぐらいの年数として捉えているだろうか。 多くの人にとってそれはなんとなく自分が生きている…

新しい戦前

ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナ。 結局何も好転しないまま年越しを迎えた。 3日、アメリカががベネズエラ侵攻、大統領を拘束。 続けざまに今度はグリーンランド併合を表明。 昨日はいくつかの国際機関からの離脱を。 アメリカの国益にプラスに…

ゆっくりした変化

ボーナスが出た、ということで昨晩は妻と近くの「がってん寿司」へ。 レーンが回転していない。 迷惑動画の投稿やフードロス対策で回転をとりやめた店舗があると聞いて、 それが実際に身近な店舗もそうなった、 練馬の奥にまで波及した、行き届いたと知って…

クリスマスから正月まで

午前中、荻窪の床屋へ。 椅子に座って身体に首の周りにカバーを巻く。 季節の挨拶的なところから始まる。 「もうすぐ年末ですね」とマスターは言う。 「小さい頃はクリスマスからお正月までとても長くありませんでしたか?」と聞かれて、 あ、そうですね、確…

選択

こんな状況を考える。 壊滅的な自然災害であれ、戦争などに起因する文明の破綻であれ 人類は絶滅の危機に面していた。 残された者はごくわずかとなった。残り100人を切った。 この地球上にはあなた一人だけが住むドームと、残り90数人が生き残るドームがある…

奥練馬

先日のNHK-BS『新日本風土記』のテーマが「奥出雲」 昔から「奥出雲町」という地名があるので、 最近の流行りに乗って言い出したわけではないのだろうけど 番組として取り上げるきっかけになったのは 「奥渋」(奥渋谷)や「奥静」(億静岡)が おしゃれなエ…

電話劇

電話劇というものができないか、考えた。 その電話番号に電話をかけると役者が出て、モノローグの一人芝居を始める。 それを聞く。5分から10分ほどの内容。 役者:1人に対して、聞き手:複数人をつなぐことができたら 役者が話し始めているのを、 好きな…

電話ボックスの復活

電話ボックスというものが街から消えて久しいとよく聞く。 商業施設の中でも隅の方に 「ここは昔、公衆電話が置かれていたんだろうな」 というデッドスペースがあったりするのもよく目にする。 電話ボックスはまた復活すると思う。 ただし電話ボックスそのも…

右脳と左脳と記憶と夢と

名前を思い出したが、顔を思い出せない人と 顔は思い浮かぶが、名前が思い出せない人とがある。 名前というテキスト情報が左脳に記憶されて 顔というイメージ情報が右脳に記憶されるならば、 左脳で記憶されている人と右脳で記憶される人がいるということか…

50歳手前の生き方

あと3か月ほどで50歳になる。 いろんなことが取り返し付かなくなって、もはや引き返せない。 早ければ10年もすれば定年退職。早期退職。 40歳からの10年が一瞬だったので、 50歳からの10年はもっと早いのだろう。 そう思うとぞっとする。 60歳や65歳で役目…

身近な友人

練馬の今の家に引っ越して8年になるのか。 ふと気づく。 「近所に住む、同世代の友人」という存在がいない。 ポツンと孤立しているかというとそうでもなく、 近所の方で挨拶をしたり、 「今日はどちらまで?」などと世間話をする人もいる。 だけどそういう…

表現の自由と多様性

いわずもがなだが。 現代において、優れた芸術作品が「表現の自由」を問われることはない。 作者が主張することはない。 あるとしたら、それまで誰も想像しえなかった新しい価値観を提示したときだけだろう。 なんだかなー、と思う安易な作品ほど「表現の自…

アラフィフ、49歳

アラフィフ、49歳。 40代最後の歳を過ごしている。 とっくの昔にどこかで折り返し地点を迎えた。 直接的に「死」を意識するわけではないが、 この1年ほど、 「ここに来るのはこれが最後となるかもな」 とふと思うことが多くなった。 昔からよく訪れていた町…

実話系怪談の30年

急に秋。寒くなったというのにまだ怪談本を。 昨日、『新 超怖い話』のシリーズを初めて読んだ。 第3巻的な位置づけの一冊を。 1993年発行。 ”勁文社文庫 Twentieth - one” から。ケイブンシャ、文庫を出していたんだな。 帯には「ハイテクの集積空間たる都…

子供たちはなぜ戦隊ヒーローものを見るのか

ウルトラマン、仮面ライダー、戦隊シリーズは今もアップデートを繰り返しながら続いている。 僕も夢中になった。再放送をテレビにかじりついて見ていた。 何がそんなによかったのだろう? とふと思った。 理想と現実のギャップに気づいて、今の自分を疎まし…

ある短歌

中学や高校の国語の教科書で取り上げられていた作品のことを時々思い出す。 横光利一「蠅」であるとか、林京子「ギヤマンビードロ」であるとか。 詩や俳句、短歌もあった。 その多くは忘れてしまったが、ひとつだけ今も忘れられないものがある。 日本脱出し…

均衡を失った存在

春から梅雨に差し掛かって、怪談の季節。 一昨年・昨年で角川ホラー文庫の実話系をがっつり読んで 今年は遂に竹書房の文庫にまで手を出しました。 いろんな人の体験談を読んでいてときどき気になるのは、 「そういう」存在はなぜ身体のパーツの均衡が崩れて…

私とあなたと、もう一人

小説も映画も、歌謡曲も 私と、あなたと、彼や彼女や彼らといった第三者との 距離感や関係性のバリエーションやその変化でしかない。 思いがけない近さや遠さや交わりを見たい、 思いがけないものばかりだと食傷気味になるから たまにはド・ストレートなもの…

軌跡

皆同じ一点に生れ落ちて、 一人一人が成長を続け、それぞれの方向へ向かう。 それぞれのスピードでてんでばらばらの方向へ向かう。 ある人は誰も行ったことのないようなとてつもなく遠くへまっすぐに進み続けるし、 同じところをぐるぐると回る人もいれば、…

善意の行方

昨晩妻から聞いた話。 昨日の昼、新宿一丁目の公園の近くを歩いていた。 飲食店がチラホラとあるエリアの裏通り。 右手で杖を突いて、左手に缶コーヒーをもってヨタヨタと歩き、 転びそうになって公園の柵にもたれかかったおじいさんがいたという。 妻は駆け…

何らかの体験

怪談本を読んでいると、 小さい頃に一緒に部屋や屋外で遊んでいた、話しかけていた「友達」が見えていたのは自分だけで、 周りの人たち、特に大人たちには、あの子は何で一人で話しているのだろうと思われていた、 というものがある。 僕にはそれはなかった…

記録と再現

視覚や聴覚は記録できるが、嗅覚や触覚や味覚は記録できない。 カメラとフィルム、マイクとテープといった記録機器と媒体が 嗅覚、触覚、味覚で発展しなかったのはなぜか。 いや、厳密にいえばあるだろう。 旨味とはこういう成分であってタンパク質が、こう…

バグった世界

子供のころ以来30数年ぶりに怖い話が読みたくなって 昨年はひたすら、角川ホラー文庫『新耳袋』のシリーズとその続編を中古で安く買い漁って 土日、ウィスキーや焼酎をロックで飲みながら一冊ずつ読んでいた。 こんな楽しい時間はなかった。 共著である『新…

googleの限界

このご時世、わからないことはググればいいという風潮ですが。 的確な検索ワードを思いついて的確なページに出会うってなかなかないもので。 what は検索できても how はてこずってことばかり。 鎌倉幕府ができたのは何年? というのは簡単だけど、 こういう…

床屋に思う

荻窪の床屋へ。朝イチで切ってもらう。 コロナのこと、天候のこと、近所の再開発のこと。 マスターの取り留めない話を聞く。 先月も聞いたが、全国平均で床屋に一日何人のお客さんが入っているか、 という話になる。 ……3人。 それじゃ食べてけないですよね…

最近のいくつか

先日お会いした方が数年前から、幼稚園のバスのアテンドをしているという。 5歳児まで。それぞれの年齢に特徴がある。 何歳児が最も面白いかと聞くと2歳だと即答される。 言葉を覚え始める、表現するということを覚えたばかりで 何かを発したくて仕方がな…