「Free Hugs」その後

以前の日記で新宿駅西口の地下の広場にて
「無料でハグします」と書かれた紙を持った男性がいたと書いた。
http://d.hatena.ne.jp/okmrtyhk/20061025


その後この件についてあれこれ教えてもらって、
「そういうことだったのか!」とわかる。


時代は今、「Free Hugs」である。
オーストラリアから始まった小さな Movement が
今、全世界に広がりつつある。


□オリジナルのビデオ
http://youtube.com/watch?v=96AfPEjaahc


□「Free Hugs」日本上陸
http://youtube.com/watch?v=6HnKqE_Rgdk
http://youtube.com/watch?v=96AfPEjaahc


面白いのは、僕の知っている限りこれって
You Tube を通じて広がってるってことである。
映像を見て共感した人が、
自ら「Free Hugs」の紙を持って街頭に立って、
その模様をビデオに撮って編集して You Tube にアップする。
今、いろんな国々の共感した人たちが自分たちの活動をアップしている。


そして続々と今、You Tubeに。
この Movement はほんのちょっとだけかもしれないけど、
この世界をいい方向に変えるかもね。
(ソウルに旅行した友人からは「明洞で見た」という報告あり)


僕は最初、10月末に「無料でハグします」と書かれた紙を持って立っている
むさくるしい青年を新宿西口の広場で見かけて
「なんじゃこりゃ」と思ったものであるが。
その後、別な日には「Free Hugs」と書いた紙を持った女性2人組が立っていた。
「Free Hugs」とピンクの文字で大きく。
で、実際にハグされている通行人がいた。
なんつうか、状況が変わったような気がした。
ちょこっとだけど。


「Free Hugs」日本でも広まるかも。
新宿駅西口地下の広場は
「Free Hugs」のメッカとなるかもしれない。

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追記。


日本版の1本目のビデオを mixi でリンクを貼ったところ、
ハグされた人が癒されてるというよりは
ハグしてる人が癒されてるように見えるとの指摘を受けた。


これって、日本は「ハグ」という習慣がないから
どっちかっつうと新手の路上パフォーマンスに近い
っていうのになんか関係しているように思う。


能動的に見知らぬ人と触れ合おうとした、
他人の殻を破ろうとした、というのが
ハグしてる側にとって癒しとなってそう。


でもね、始まったばかりだからぎこちないだけだと思うよ。