Laura Marling 「I Speak Because I Can」

このところ、イギリスのシンガーソングライター
Laura Marling ばかり聞いている。
2枚目の「I Speak Because I Can」(2010年 / 20歳)と
3枚目の「A Creature I Don't Know」(2011年 / 21歳)
デビューが17歳。早熟な天才。
今月末に発売される4枚目の「Once I Was An Eagle」は
今年を代表する1枚になるだろう。


2枚目の表題曲「I Speak Because I Can」がとても気になっていて
歌詞を訳してみた。


http://www.youtube.com/watch?v=qnrI5RsZEdc


昨夜、夫が私を置き去りにした
惨めで孤独な妻という立場に
私は料理をする、彼は彼の人生を楽しむ
私は今、これから先の残された日々のことを思う
彼のための、ああ彼のための、ああ、私のための


私だって話すことができる、だから私は話す
この人は聞いてくれると信じられるなら、誰にでも
あなただってそうでしょう?
あなたの言うことを聞いてくれる人なら誰にでも
それは私本来の選択ではなかったと誓う
私だってかつてはとても優しい人間だったのだ


海に向かって自転車を走らせたりはしない
書いていた手紙は永遠に未完のまま
これ以上何も言うつもりはない
彼のために、私のために


安らかに眠っている
あなたは真夜中、夢を見ている
私はベッドの中、そんなあなたのたてる音に打ちのめされる
私は目覚めていて、あなたの音に打ちひしがれる


それは私本来の選択ではなかったと誓う
誰でもいい、物事の分かっている人と心を通わせいというのは
私だってかつてはとても優しい人間だったのだ
私だってかつてはとても優しい人間だったのだ


夜明けに私たちは柔らかい芝生の上で踊るだろう
あなたが怒りに打ち震えて私からの電話を取らないようにした、そのときに
ハイウェイを走り去ったそのときに
あなたは歌っていた、俺は王である、王の中の王である
あなたが最初始めた場所へと振り返ろうとするなら
私はさざなみとなってそこにいるだろう


海に向かって自転車を走らせたりはしない
私が信じていたつもりのものを数え上げたりはしない
これ以上何も言うつもりはない
彼のために、私のために