会社をサボる日

昨日は半期に一度の午後、会社をサボる日。
昼休みに職場を出た。
最高気温27℃で夏のように暑く、Tシャツ1枚になる。
大手町に着いたのが12時過ぎで、東京駅地下街はランチの会社員で混雑。
iiyo!!のめぼしい店はどこも行列になっていた。
せっかくだから「ジジ&ババ」でチキンカツカレーと思って
八重洲の方に出るが、こちらもまた路上が混雑。
「ジジ&ババ」も並んでて入れなかった。


どうせ並ぶならと「たいめいけん」に行ってみたら
さほど行列じゃなかった。中に入って入り口前で5分待った程度。
名物のコールスローをつまみに生ビール。
タンポポオムライス。ふんわりオムレツをスーッと切り開くと
香ばしい湯気がホクホクと広がる。
東京に住んでてよかったなあと思う瞬間のひとつ。


丸の内線に揺られて、心地よく眠る。
荻窪に帰って来て家で少し作業をして、外に出る。
ストーリーとその背景を1本考えなければならなかった。
環八に出て、南に向かって歩いていく。
高井戸まででいいかと最初思っていたけど
夕暮れになって少し涼しくなり、そのまま歩いていくことにした。
小雨が時折パラつく。
少し考えがまとまる。その分、別なことに広がってまとまらなくなる。
その繰り返し。
Primal Scream 「Dixie Narco EP」を聞いて、
Laura Marling 「Live from York Minster」へ。


千歳船橋まで歩いていく。
いつもなら会社帰りに夜か、休日の昼間か。
日のあるうちに通り掛かるのは初めてか。
放課後の高校生たちが賑やかに歩道を蛇行する。
外国人の若者向けの日本語学校から
東南アジア系と思われる浅黒い男女が出てくる。
日本語ではなく、どこか国の言葉を話している。
子どもを自転車に後ろに乗せた若い母親のグループが
いくつもいくつも通り過ぎていく。
そんな時間帯なのか。
スイミングスクールから出てきた子どもたちは
濡れた髪を乾かすためなのだろう、
ナイトキャップみたいなのをかぶっている。
あれが今の流行なのか。


千歳船橋。いつもはすぐ折り返して帰ってくるのが、
今日は少し時間があって商店街を歩いてみる。
南口の、細くてゴチャゴチャした。
でも雰囲気は悪くない。ギスギスしていない。
住んでもいいかもな、そんなことを思う。


帰りは雨が強くなる。
荻窪に戻ってきて、金曜の夜、
いつも通りルミネ地下の「ねり伝」で
2個630円の練り物パックのタイムセールと
タウンセブン地下の「にくのくに」で
揚げ物パックと唐揚を同じくタイムセールで半額。


明日の講習会の準備をして、酒を飲んで寝る。
今年もまた「NUDA」のウィスキーソーダ
Caetano Veloso のベストアルバムを聞きながら。