4月5日(土) 5時半起きで東京駅へ。
鞄の中には1日分の着替えと先日買った『京都おさんぽマップ』
今回旅のお供に選んだ川勝正幸『ポップ中毒者の手記2』
あとは iPhone のバッテリーと電源コードぐらい。
新幹線は7時半。7時前に着く。
グランスタの店舗はほとんど開いていない。
「mango tree」でシーフードのガパオ、「崎陽軒」でシウマイを買う。
缶ビールと缶チューハイを1本ずつ。
『ポップ中毒者の手記2』を読みながら過ごす。
富士山が最もはっきり見えるスポットに差し掛かって
席を立ち上がり、乗り降り口のガラス窓から富士山を撮影する。
春先はまだ全体が白い雪に覆われている。
10時前に京都到着。近鉄線の改札の前で待ち合わせ。
この時点で9人集合。南へ一駅乗って東寺へ。
大きなイオンの前を通り過ぎる。
こんな駅近くにあるのか、というか京都にもあるのか。
大通りのケンタッキー・フライドチキンでは
カーネルサンダースがサンガのユニフォームを着て立っていた。
「東寺」と書かれた提灯の吊り下げられた大きな門をくぐり、境内へ。
http://www.toji.or.jp/
入ってすぐ目の前に金堂、右手に五重塔。砂利が敷きつめられた中を歩く。
中は結構広い。5分ほど歩いて食堂(じきどう)へ。
「漫画家による仏の世界展」を観る。入場料500円。
http://butsuga.jp/
赤塚不二夫、いがらしゆみこ、池上遼一、植田まさし、浦沢直樹、江口寿史、
小島功、さいとう・たかを、里中満智子、ジョージ秋山、ちばてつや、
手塚治虫、ビッグ錠、山根青鬼、六田登、本宮ひろ志、
などジャンルを超えて、幅広い漫画家たちの作品が集まっていた。
林家木久扇のもあったなあ。
ジョージ秋山はやはり『ひげとボイン』を思い出すし、
さいとう・たかをはゴルゴだし、植田まさしは『かりあげ君』そのまま。
一番最後にやなせたかしの写真。
今回の展覧会の趣旨に真っ先に賛同して快諾したもののその直後に急死…
なんだか切ない。
ポストカードが全種類販売されていて、赤塚不二夫、植田まさし、江口寿史を買う。
額に入ったコピーも売られていた。サイン入りで4万ぐらいだった。
手塚治虫のはサインなしで2万ぐらい。
食堂の入り口ではご朱印帳に記帳してもらう人たちが列を作っていた。
食堂を出てブラブラと歩き回って桜を見る。
京都は今が満開か。
駐車場にバスが何台も泊まって観光客が団体で下りてくる。
時間がそれほどなかったので、仕切りで区切られた中に入場料を払って拝観せず。
桜は向こう側の方がきれいだったけど。
着物を着た若い女性の姿をよく見かけた。
北側の小さな門をくぐると池があって岩の上に亀が集まって首を伸ばしていた。
皆同じ方向を向いていて、そっちには何があったのか。
橋の上から小さな子がパンくずのようなものを投げると
鴨と鯉が我先に争ってそれを食べようとする。
東寺を出て歩く。今度は京都駅まで。
自動販売機の横に同じ色、デザインの救命浮き輪入れが。
一見浮き輪の自動販売機かと見間違う。
3階建ての建物の上に直径4・5mぐらいの球体が。
名古屋のもっと大きいのはプラネタリウムだったことを思い出すが、
目の前のはどうもパチンコ屋の飾りのようだった。
地下鉄の烏丸線に乗って四条駅へ。花見客その他で車両は混んでいる。
四条駅の改札を出て大丸方面へ。
僕は知らなかったのですが、ここはずっと地下通路になってるんですね。
どこまで通じているのか。