愛猫日記その後

去勢手術から一週間。
その後みみたは飛んだり跳ねたり元気に暮らしている。
手術のストレスのせいなのか、しばらく飲んでいた化膿止めの薬のせいなのか
しばらく軟便が続いている。それだけが心配。


そろそろボーナスが出るということで先日二子玉川に行ったときにオーダーした
キャットタワーが届いたということで昨晩取りに行った。
帰ってきて早速組み立てる。
ボードに長短のポールをネジで固定し、穴の開いた木箱を間に挟む。
床を傷つけないように、引越しのときの余りをもらった
薄手のダンボールのような緩衝材を敷くとそれをさっそくガジガジと。
大き目のネジを床に置いていたらしばらくそれをツンツンとして遊んで、
階段の下にまで持っていってしまった。


完成する。
ポールは爪とぎになっている。
ボードや木箱の上にはクッションを敷く。
一番高いところのボードからは
猫じゃらしとしてボール3個が団子のように糸につながれている。
このボールたちで早速遊ぶ。
前足で思いっきり蹴って、戻ってきたのをキャッチして
口に咥えてフガフガと噛んでみる。
うーん、この糸が引きちぎられてボールがどこかに行ってしまうのも時間の問題だな…
メーカーに問い合わせたらパーツだけ取り寄せることはできるだろうか。


高さは僕の身長よりも低く、キャットタワーにしては低い方。
天井につっかえ棒をする、というタイプではない。
さてこれをどこに置くか。
窓の側にして外が眺められるといいと妻は言う。
そう言われてみると確かに
和室だったり廊下だったり高いところの窓辺にひょいと飛び乗って
ちょこんといてうずくまっていることが多い。
きょとんとした表情で外を眺めたり、風を感じていたり、ごろごろと寝ていたり。
やはり外に出て遊びたいのか。


穴の開いた木箱は部屋のイメージなんだけど、なかなか入ってくれない。
あれかな。隠れるために穴を布で覆うとかした方がいいんだろうな。
猫を飼う前、ソファーに座っているときに足を伸ばしたいと島忠で手ごろな価格のオットマンを買った。
みみたが来てからはそれが専用の隠れ家になってしまった。
妻が毛布で全体を覆ってからはそれをかき分けて中に入って、
椅子から伸びた四本脚の間にうずくまる。
これを夏だからと毛布をはずしたら椅子の下が丸見えになって寄り付かないし、
ホームがなくなって落ち着かない。
結局薄手の布でまた覆うことになった。
猫ってほんと繊細な動物なんだなと知った。


今どうしてるかと聞くとタワーは猫じゃらしのボールをチョイチョイするだけで、
お気に入りのボールでサッカーをしているという。
せっかく買ったみみたのための「俺の城」なのにな…
居心地よく、末永く使ってほしいと思う。