fragments

・モールス信号が若い男女の間で流行ったら、
 それでもどかしく愛を語り合ったら、
「1次元萌え」ということになるだろうか。
 トン・ツー・トン・ツー・トン・トン・ツー
 の線形性。


・久しぶりに Oasis を聴きたくなる。
「acquisce」のクリップが思いがけずかっこよかった。
 https://www.youtube.com/watch?v=N7xdHY8HK9Y
 というか Oasis のかっこよさがようやくわかった気がした。
 彼らもこんなありふれた若者たちだったのだ。


・一頃、SNS上でやたらモンサントバッシングを見かけた。
 なんだかなあという感じだった。
 モンサントバッシング関係だと無条件にシェアして「あとで読む」とか。
 健康な食生活というものを考えたとき、
 確かにモンサントのやり方がいいとは思わない。
 しかしそこに抗議したいと思う人たちの多くがなぜ、あんなふうに短絡的な形をとるのか。
(一方で、様々に検証してつくられたドキュメンタリー映画もいくつか見たことがあるが)
 ニール・ヤングが『The Monsanto Years』というアルバムを出して
 モンサントスターバックスに抗議しているのだが、
 アルバムがつまらないのはニール・ヤングの最近の作品そのものがつまらないからか。


・夏はいつ終わるのか。
 僕の周りで最後に蝉が鳴いたときのことをいつも気付かない。


・最近最も「編集」を感じたのは、
ウルトラマンが見守り続けた子猫の成長記録」
 http://www.imishin.jp/koma-chan/
 ひとつひとつの写真にストーリーがある。
 猫よりもウルトラマンの方が小さいこと、
 ウルトラマンに表情はないがポーズは豊富なこと。
 これがポイントだと思う。


・なんかいい副業ないかなと思っていたらサボテンがいいと聞いた。
 何百万もする珍しいサボテンを購入する。
 品種によってはすぐにも子供がポコポコ生まれる。
 それを少し育ててネット上で売る。
 これが案外ニーズがあるという。


ボブ・ディランノーベル文学賞、に対して否定的な意見の人がいるけど、
 なぜそういうことを言うのかよくわからない。
 ボブ・ディランはギターをもって歌う人という前に、まずは優れた詩人だと思う。
 これまでノーベル文学賞を詩人として受賞したのは
 ヨシフ・ブロツキーであるとか大勢いるではないか。