映画部のクラブ紹介をする

昨日の夕方、新入社員向けのクラブ紹介があった。
発足以来実質的に活動していないとはいえ、「映画部」も参加することにした。
直前になって慌ててパワーポイントで資料を作成した。
定時終了後の18時に10階の会議室へと向かう。
1番大きな会議室では新入社員たちが終日オリエンテーションを受けている。
その最後に各部代表が出てきてマイク片手に挨拶するというわけだ。
サッカー部はここ、バスケ部はここ、と会議室内にてスペースが割り振られて、
解散後バラバラになって興味のあるクラブのところへ話を聞きに行く。


隅の方で後輩と座っていて、「誰も来なかったら侘しいなあ」と話す。
映画、もっと正確に言って映画製作に興味のある人なんてどれぐらいいるものなんだろう?
不安になる。
その反面、ゼロならゼロでその方が気が楽だな、とも思う。
しばらく待ってたら、パラパラと新入社員たちが集まってきた。
最初は1人・2人だったのがいつのまにか10何人と(割と)大きく膨れ上がった。


入社後(あるいは内定式の後?)できた友人たちのグループでまとまって聞きに来て
というのがやはり多くてそういうのって様子見な感じが強いんだけど
(「マトリックスみたいなの作れますか?」という質問が出る)、
1人でやってきて「映画部に入りたいです」と門を叩きに来る強者も何人かいて、驚かされた。
特撮に興味があるという男の子や学生時代映画を作ってましたという女の子がいたりする。
映画部の説明をする。こういう映画を作って(映画部としてではなく、僕がなんだけど)、
出演者のほとんどが社員で、というようなこと。
最頻出の質問はどれぐらいのペースで活動していますか?というもの。
入社1年目の頃だと活動的に過ごすことを求めるためか、
せっかくクラブに参加するのならどうも月1とか週1とか頻繁に活動していてほしいもののようだ。
あるいは大学出たてだから「サークル」に属しているのが自然なのか。
でも残念ながら社会人が映画を作るとなるとコンスタントな活動は難しく、
「非常に不定期」「実績からすると年に1度集中的に」答えざるを得なくなる。
(月に1度みんなで映画を見に行くってのも今後はやるんだけど)


後で「しまった」と思ったんだけど
来た人の名前をノートに控えておけばよかった。
せっかく来てもらったのにこちらからは連絡が取れない。
果たして何人が自主的に映画部へと再アプローチを取ることになるか?
何人か入ることになるんだろうな。
「やっべー。映画撮んなきゃなあ」と苦笑い。


サッカー、バスケ、テニスといったところは黒山の人だかり。
スポーツ系はやはり強いね。
将棋部は我と思わん者を募って対局をしていたようだ。


それにしてもクラブ紹介って大学みたいで懐かしかった。
今この時期も盛んにやってんだろうな。