カレー屋巡りの続き。
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１０月１日(土) 武蔵小金井「カレーの店 プーさん」
野菜チキンカレー ￥１５００ ★★★★★
「休日の昼は並ぶこともある」みたいなことが書かれていたので
入れないかなーと思いつつ行ってみると、混雑していたものの座れた。
中はいたって普通の喫茶店。
壁には音大のコンサートのポスターが並んでいる。
店に入る前は「野菜カレーが有名だけど、がっつりチキンカレーも食いたいなあ」と本気で悩んでいた。
どっちにしよう？と中央線に乗っている間ずっと心を決めかねていた。
嬉しいことに野菜＋チキン、ポーク、ビーフ、エビ、ホタテ、あさり、
というような組み合わせが可能なことが分かって、迷わず野菜チキンカレーとする。
普通でも十分大盛りに近い、ごはんもルーも盛りだくさんなカレーが運ばれてくる。
その上に野菜がこれでもか！と乗っかっていて、見た目にも色鮮やか。
野菜を「掘り起こす」という感じでスプーンですくいつつ食べていく。
キャベツ、なす、かぼちゃ、おくら、しめじ、さつまいも、トマト、ピーマン、・・・。
常に２０種類入っていてしかも季節によって変わるという。
今日食べたのは夏野菜っぽいけど秋の入り口のカレーだったのか。
春や冬になるとまた違うんだろうなあ。
野菜だけでも十分インパクトあるのに、ルーそのものも味わい深く、
「野菜なしでも勝負できんじゃん？」と感心させられた。
「ボンベイ」のためだけに柏に行ってもいいと思うのと同じぐらいに、
「プーさん」のためだけに武蔵小金井に行ってもいいなー、なんて思った。
（武蔵小金井は他に何があるのか知らないし、
「プーさん」以外に今後も用はないのではないか・・・）
食後にコーヒーかアイスがつくんだけど、アイスにすればよかった。
自家製なんだろうな。凝ってる感じがした。
１５００円はかなりの値段だけど、全然高く感じなかった。むしろ安いぐらい。
「多摩地区を代表するカレーの店」という意見に僕も賛同する。
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１０月２日(日) 西荻窪「Y's Cafe」
石垣島スペシャル ￥１１５０ ★★★★☆
この店のことは前から気になっていたんだけど、
たかだか隣の駅だというのに億劫がってこれまで行ったことなかった。
（以前西荻窪に用があったときに店の前まで来たんだけど、
午後３時という中途半端な時間だったため閉まっていた）
「石垣島スペシャル」はいわゆるシーフードカレー。
エビ・イカ・ホタテ・アサリ。
（「西荻スペシャル」ってのもあって、これはチキン・ポーク・ビーフ）
店がそもそも沖縄系で、泡盛が置いてあったりメニューにゴーヤカレーがあったりする。
カレーのためだけに来るのではなく、夜は夜で飲みに来るのもいいかもしれない。
（でもわざわざ西荻窪まで飲みに来ることはあるのか・・・。吉祥寺まで行ってしまうよなあ）
基本は欧風カレー。中辛なんだけど、ちょっと甘かったかな。
砂糖の甘さのこととか味の濃淡のことではなくて、欧風カレー特有の甘さのこと。
スパイスの辛さがしっかりと効いていて、喉の奥では爽快な辛さを感じるんだけど。
あと、好みの問題なんだけど僕としては
ブイヨンのカレーにシーフードをトッピングしました、というのよりは
「ダシ」をシーフードから取ったような海っぽいカレーの方が好き。
チキンカレーを食べた方がしっくりきてよかったかもしれない。
なんて書いたけど、十分うまくて合格点です。
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１０月３日(月) 竹橋「ボルツ神田店」
チキンとトマト ￥８５０ ★★★★☆
２０倍の激辛カレーにて有名となり、激辛カレーブームを巻き起こす。
一時期は全国に支店ができるものの現在、東京ではここ竹橋の店だけなのだそうな。
「夜は混むのかな？早く行った方がいいかな」と
常駐先をそっと抜け出して
午後５時半頃に行ってみたところ客は全くいなくて、店長のおやじが暇そうにしていた。
（検索して引っかかった Brutus のサイトに写真が載っていて、
店長の倉田さんはナイルレストランのナイルさんにそっくりだった）
ここもまた小さな店だった。カウンターだけ。
チキンとトマトの２倍を頼んでみる。
小さなフライパンに１人分のルーを入れてチキンとトマト、スパイスを足して煮込む。
２倍でも十分辛くて味がよくわからなくなる。
（辛いのが好きだからと言って、激辛に強いわけではない）
でも、うまいと思う。スタンダードなカレーの味わい。
次はマイルドか普通のホットでいいかな。
５倍ぐらいに挑戦でもいいけど。
