先週の土曜から右肩が痛い。
土曜は朝起きてからずっと痛くて、
「ま、そういうこともあるか」「疲れてるんだろうな」と思いながら１日過ごした。
日曜も痛いまま。月曜になっても変わらず。
そして今日に至る。痛みは消えないまま。
弱くなってるのか強くなってるのかもよくわからず。
肩凝りなのかとも最初思った。
僕は肩凝りがない人間だと常日頃豪語してたんだけど、
遂に３０を過ぎて年齢に捕まったか。
昼にメシを繰ってて肩凝りの話をすると
椅子が合ってないんじゃないかと言われ、なるほどと思い調節してみる。
いつだったか常駐先で僕が座っている椅子がどっかに持ってかれ、
替わりにその辺に置いてあった椅子を使うことにした。
これがまたかなり低い位置に設定してあって、
でも「まあいいか」とそのまま使い続けた。
これがいけないのか。
早速元の高さに戻すものの、これが原因だとしても
そこから急に肩の痛みが消えるわけではない。
しばらく様子見。
痛みは右だけ。
常にそこにあって、しばらくの間忘れることがあっても
また少しすると思い出し、うずくようなズキズキとした痛みがよみがえる。
椎間板ヘルニアの治療を終えたのが１年前。再発したのだろうか？
前回は左だったけど、今回は右側に？
毎朝、「起きたら痛みがスーッと来えてなくなってる」というのを期待するものの
そんな夢のようなことは起こるわけがなく、痛みと共に目を覚ます感じ。
これじゃいけないな、と思って今日の朝思い立って病院に行くことにする。
会社を辞めて長くなる先輩が、ある日突然突発性の難聴になった、
痛みの気がついたその日に病院で検査を受けたので
それ以上の進行を食い止めることができた、という話だった。
行けるなら病院は行っといたほうがいい。
我慢してても何のいいこともない。
去年椎間板ヘルニアで治療を受けてたのが
浜松町の貿易センタービルの中の整形外科で、
とりあえず同じとこに行ってみるといいだろうと
土曜だというのに会社の近くまで行く。
看護婦のおばさんは僕のことを覚えていてくれて、
「あら、首？また出たの？」と聞かれた。
オフィスビルの中にあるので、
猫の額ほどのごくごく小さな病院の集まっているフロアは
人がいなくて閑散としていた。
診察を受ける。
昨年の痛みの中心が左の肩甲骨で
今回の痛みが右の肩甲骨の辺りってことで
首にできた椎間板ヘルニアが
去年とは逆側に押し出されてるのではないかということだった。
去年同様に首の牽引をしばらく受けて、様子見。
最低でも週に３回は通わなくてはならない。
「あーあ」という気分。
１年ぶりに首の牽引を受ける。
オウムのヘッドギアみたいなので頭を固定して、首を引っ張る。
目の前の壁には、１年前と何も変わってなくて
ヨークシャーの「嵐が丘」の荒涼とした写真が貼られている。
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引っ張られて楽になったかというと、今回それはなかった。
効果があったのかどうか分からない。１回ぐらいじゃ何も変わらないのか。
昨年、初めて牽引を受けたときは
左手の指のしびれがスーッと引いていったのにな。
怖いのは、今僕が罹っているのは椎間板ヘルニアではなくて、
もっと別な何かなのではないのかということ。
帰ってきてから痛みというか
肩凝りのようなしびれ・だるさはさらに強くなってきた、
ような気がする。椎間板・・・じゃないような気がする。
今日診察を受けた医者からは２・３週間牽引してみて
効果がなかったらレントゲンを撮ってみましょうってことを言われたけど、
もっと早くに検査を受けた方がいいのか。
去年のはよくわからないじわーっとした痛みだとしたら、
今回のはどっちかと言うと首や肩を寝違えたときのような痛み。
ただ単に、直りが遅いだけなのだろうか？
だったらそれはそれでいいんだけど。
そんなわけないかな。
椎間板ヘルニア再発だとしたら、
僕は今後この病気を抱えてなだめすかして生きていかなくてはならないのだろうし、
違う何かだとしたらそれはそれで憂鬱。
ああ、年を取るってやなもんだ。
