「スヌーピー ライフデザイン展」

椎間板ヘルニアの治療で首の牽引のため、午前中浜松町へ。
その後有楽町まで行って、「TOKIA」のインデアンカレーを食べる。
オープンしたばかりというのに、土日だからなのか「TOKIA」は閑散としている。
東京国際フォーラムの真横。丸ビルの近く。
この辺りそのものが集客力のないオフィス街だからか。
それとも東京駅周辺に「OAZO」「COREDO」などなど建ちすぎて目新しさがないためか。


インデアンカレー」は大阪で有名な店が東京に進出してきた第1号店。
TOKIA」のパンフには
「一口目は甘くフルーティ。二口目には上品な辛さが広がります」
と書いてあって、正にその通りの味。
最初「なんだ、甘ったるいなー」と思って
二口目を口に運んだらそこから先は「うわ。こりゃ辛いや」と。
卵入りにすると卵の黄身がルーの上に乗っかっていて、
絡めて食べるとほんのりソフトな味になっておいしい。
付け合せのピクルスも甘辛くておいしい。
いいね。合格点。


その後東京国際フォーラムにて開催されている
スヌーピー ライフデザイン展」を見に行く。
「ピーナッツ」連載開始55周年を記念して?行われるもの。
各界のクリエーターがスヌーピーをモチーフに作品を展示する。
デザイナーやアーティストの作品だけでなく、
バカラや帝国ホテル、BEAMSといったところのコラボレーション作品もあった。
チョコレートでできたスヌーピーの家や端午の節句の人形になったスヌーピーが飾られていた。
水玉に塗られたスヌーピーがいて、
草間彌生っぽいなあと思っていたらそのまんま草間彌生の作品だった。
いろいろなコンセプト、いろいろなテイスト、いろいろなモチーフのスヌーピー
寝そべったりちょこんと立っていて、
スヌーピーやピーナッツのファンじゃなくても楽しめると思う。


僕が目的としていたのは
「花紅(ハナハクレナイ)」という作品。
以前のPJで一緒に仕事をした会社が作成・展示している。
50インチのプラズマヴィジョンを5個横に並べて放映される3次元アニメーション。
水墨画で描かれたスヌーピー鳥獣戯画を抜け出したかのような蛙や兎に運ばれて、
やがて桃源郷にたどり着くという内容。
最初は半ば付き合いみたいなもので
銀座に用事があったし「ついで」に見とくかぐらいの気持ちだったのに、
スクリーンを見た瞬間「うぉ。こりゃすげー」ってなって、
全部見ないことには立ち去れなくなってしまった。
結局2回見た。
いや、とにかくこれすごいんですよ。
・カット割りだとかの映像的な構成力
雅楽をヒントにした、エレクトロニカ的要素のある音楽
・単純だけど、それなりにちゃんと起伏のあるストーリー
・3次元アニメーションを滑らかに展開する技術力
・そもそもスヌーピー水墨画で描くという発想というかセンス


下手な映画よりはよっぽど見る価値ある。
DVDにならないかな。出たら買う。
子供ができたら、物心ついたときに見せてあげたいよ。
何回も言うけど、これすごいです。
知り合いの会社がやってるから
その宣伝もあって褒めてるのではないことはわかってほしい。


展示スペースを出るといろいろなグッズが売られていて、これを買うのも楽しい。
スヌーピーファンにはたまらないね。
帝国ホテルのクッキーセットが非常にかわいらしくて欲しかったんだけど、高かったので諦めた。
でも、スヌーピーを描いたカードやポストカードは何枚か買った。
どこかに飾ろうと思う。
鈴木亜美の歌う、展覧会のオフィシャルテーマソングのCDまで買ってしまった。



展覧会のオフィシャルサイト
http://55.snoopy.co.jp/lifedesign/


「花紅(ハナハクレナイ)」のサイト
http://hanahakurenai.jp/

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こんなすごい作品を作ってる会社の人たちに、来週末僕の映画を見せることになった。
恥ずかしくて見せらんないよ!!