結婚式で富山へ その5(12月24日)

ホテルに戻ってチェックアウト。
12時にロビーに集合で、サイノウさんの家に行くことになっていた。
が、行ってみんなに会うと話が微妙に変わってて、
まずは富山の海の幸を食べに行こうと・・・。
さっきラーメンとカツ丼のセットを食べたばかりの僕は思いっきり失笑を買う。


新郎新婦(僕らと一緒にホテルに泊まってた)含めて全員揃ってタクシーで寿司屋へ。
「寿司栄」という大きなファミリー系寿司屋へ。地元では有名と思われる。
入るといきなり大きな声で70近い職人が「いらっしゃいませ!!」
こういう店って本当にうまいか、極端にまずいかのどっちか。ドキドキする。
前者でよかった。富山の海の幸はほんと、うまかった。
寒ブリ、ソイ、キジハタ、焼白子、白エビ、ガスエビなどなど海の幸を堪能。
アジやヒラメやしめ鯖といった定番も豪快に新鮮でさすが日本海
もちろん、富山の地酒を飲む。銘柄は忘れたけど。


昼間っから酒にビールに最高このうえなし。
幸福な瞬間だったなあ。祝い事で訪れて、うまいもん食って。
みんなニコニコしてあれこれ語って。
今年最高のイベントだ。
いい面子が集まった。こんな集まり、もう、そうそうないんだよな。
学生時代はしょっちゅうあったような気がするけど、社会人になってしまうとなかなかない。
映画サークルの歴戦の猛者、酒豪揃いが集まって朝も昼も夜も酒びたり。
人生という尺度で言っても最高の出来事の1つとして思い出されるだろうな。
サイノウさんが結婚するってことで僕は以前の日記で
ひとつの時代が終わってしまう、寂しいし悲しいってことを書いたけど、
この2日間でそんな気分になることは1度も無かった。
楽しい気分で過ごしていたのもその反動ではしゃいでるのではなくて、
ただ純粋に楽しかった。
何の不安も無く、何の迷いも無く。
目の前の食べ物と酒と、一緒にいる仲間たちを楽しんでいればよかった。


はー。僕が結婚するというとき、こういう楽しい時間と場所を生み出せるだろか。
できないよな・・・。これはサイノウさんだからこそできたんだよな。
何をどうしても僕はこの人に追いつけない。
もう一生頭が上がらない。


寿司屋を出てこの日のもう1つの目玉、サイノウさんの家に行く。
以前から豪邸だとは聞いていた。
門から玄関まで歩いて10分かかるとか。
ほんとかいな?と思っていて、ずっと見てみたかった。
しかし今回は残念なことにガレージに車を入れて裏口から入ることになった。


富山名物のかぶら寿司に湯豆腐、
さっき食べたばかりだというのにあれこれ出て来る。