久々の青森帰省④

okmrtyhk2006-07-18


1日遅れて、3日目17日のこと。
前の日の夜、急激に気温が下がってそれでも肌掛け布団1枚で寝てて、喉が痛くなる。
そんなに気温が上がらない日で、喉が微妙に痛いまま1日を過ごす。
そしたら夜、喉の痛みで目が覚めた。寝てて汗びっしょり。
タオルケットに毛布で寝ていたら熱かったのか。それとも微熱があったのか。
夢を見ても、おかしな夢ばかり。


7時半ごろ母に起こされる。
前日のカレーと、サラダ。
レタス、トマト、キウイのバター炒めの小さなホタテ。
これにピエトロのドレッシングをかけて食べる。
「おいしいのよ」と母は言ってて、
ほんまかいなと思って食べてみたらけっこうおいしかった。
レタスとホタテってのは意外と合うのかもしれない。


最終日の恒例行事として部屋の雑巾掛け。
あちこち拭いて回る。窓の外の蜘蛛の巣も落とす。
たまにしか帰ってこない僕の部屋は物置部屋になっていて、
衣料のかかっていたハンガーはさすがに別室に持ってかれたが、
母の登山用品などは部屋の中に残ったまま。
「あれ?」と気付いたんだけど、
ブルーハーツの日比谷野音のポスターと
ビートルズの「Let It Be」のアルバム・ジャケットのポスターがなくなっていた。
これって昨年帰ってきたときにはもうなくなっていたのだろうか?
まあいいかと思う。
額に入れていた「Abbey Road」の方は残っていた。


荷造りをする。
親戚のおばさんが「トヨヒコに」と送ってくれた八戸の珍味の数々。
ホタテの貝柱の干物や「なかよし」というチーズの両側をイカで挟んだもの。
これ、八戸市長賞を受賞したとかで、今八戸と言えばこれなのだそうだ。
その他、昨日県立美術館で買ったシャガール展と常設展の画集。
夜店通り界隈で買った服の数々。
カレーの残り。温めて1回分となる量をビニール袋に詰める。
東京で休みの日に食べる。
紙袋2つとなる。重いけど抱えて持って帰る。
宅急便にはしない。次の土日まで受け取れないから。


終わって後は行くばかりとなる。
しかしバスの時間まで30分ほどあって、
コーヒーを飲みながら「象の消滅」の続きを読む。
中国行きのスロウ・ボート」「踊る小人」など。


荷物多いんだからバスじゃなくてタクシーで行きなさいと母が2千円をくれる。
でも、結局バスで行くことにした。
バス停まで見送りに行くと言うんだけど、雨が降りそうだし「いいよ」と僕は言う。
1人でバス停まで歩いていく。
中学・高校の同級生の家の前を通り過ぎる。
3連休に帰ってきていたようで車が停まっていたと母が言ってたんだけど、
僕が見たときには車はなかった。


バスは混雑していて、座れず。県病行きだからかお年寄りばかりだった。


バスを降りて青森駅へ。
「LOVINA」で会社への土産を買う。
たまには青森銘菓「いのち」にするか、と思う。
戦時中の青森を舞台にしたNHKの大河ドラマのタイトルにちなんだお菓子。
沢口靖子主演。お菓子としては仙台の「萩の月」に似ている。


改札をくぐる。
北海道からの特急待ち。ホームのベンチに座る。
昔々、昭和の時代には青森駅のホームは日本一長いということになっていた。
青函連絡船に関係があったような気がする。
ホームの端には今はないけど階段があって、隣のホームに移ることができた。
今はもうない。断ち切られたホームが寒々と広がっている。


気温は上がらず。肌寒くて、もってきたネルシャツを上に羽織る。


列車が入ってくる。
風邪気味なので帰りと違ってビール飲むのやめようと考えるが、
一時間の道中、でもやっぱ飲みたいと間とって缶チューハイ
八戸へ。「象の消滅」ようやく読み終える。


新幹線に乗り換える。
ほろ酔いの僕は「まあいいじゃん」と缶ビールを買ってしまう、飲んでしまう。
バターピーナッツをつまみに。
旅の友として読むべき本は高行健「霊山」に戻る。
読んでると3時間なんてあっという間。気がついたら東京に着いていた。


15時。東京は雨。肌寒いまま。
土曜は37℃越えたみたいだが、この日は全然温度が上がらなかっただろうな。


中央線に乗って荻窪へ。
雨が降り続くのでコンビニで傘を買う。
アパートに到着する。荷物を下ろして、片付ける。
洗濯をする。クリーニング屋に行く。


夜、母の作ったカレーを食べる。

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ああ、今日からまた会社か・・・
もうちょっと長く居たかった。
次に帰るのはいつになるんだろう?
このまま行くとPJが忙しくて正月も帰れそうにないし・・・


というかここ1ヶ月はこの3連休に青森帰るからってそれを目標に生きてきたけど、
これから先はそういうマイルストーンが全くない。張りのない生活。
どうしよう・・・
何を楽しみに日々の暮らしをやり過ごそうか。