7月29日の日曜日、会社の人たちとバーベキューをした。
場所は小金井公園。
僕は場所取り係ということになっていた。
朝早く、といっても8時半ぐらいだが、
東小金井の駅に到着すると駅前にスーパーを見つけ、ビニールシートを買う。
テクテクと駅の北側、西武線の方面に向かって歩いていく。
到着するとものすごく広い公園の中をさらに歩く。
ユーカリ広場ってのがバーベキュー可能な区域に指定されているようで、そこを目指す。
バスケットのゴールに黙々とボールを打ち込んでいる中学生や、
テニスコートでラリーを続ける中年の男女。
あるいは自転車に乗った親子やジョギング姿の夫婦。
あちこちでスポーツが行われている。
広場に到着すると、既に先客あり。
木陰のベンチありの場所をさっそくキープしている。
僕は水場から離れてはいたけど、ベンチがあったほうが何かといいだろうと、
広場の端の方のスペースを押さえる。ビニールシートを広げる。
後はベンチに寝っ転がって買出し班が到着するのを待つ。
べんちっつうか平台って言った方がいいな。
途中寄ったコンビニで買ったラムネサワーの缶を飲みつつ、文庫で読み物系SFを読む。
(ジョン・ウィンダムの「呪われた村」ってやつで、
ジョン・カーペンターが「光る眼」ってタイトルで映画化している)
この日はまだ梅雨が明ける前、朝から曇りで暑くはなかった。
公園内を吹きぬける風が涼しかった。
ラムネサワーを飲み終えて本を読むのにも飽きてくると、ベンチに横になる。
遠くで野球をやっている音が聞こえる。
いつのまにか眠ってしまう。
何度か自分のいびきの音で目が覚めた。
俺って普段いびきかいてるの?
それとも、枕がなくてベンチに直接頭を乗せて、
頭がいつもよりも低い位置にあるという姿勢のせい?
三々五々参加者が集まって、バーベキュー開始。
最初のうち火がつかなくて難航する。
「うまい棒」が油のしみこんだ素材といい、中に穴の開いた構造といい、
実は着火材として最適である、・・・ということを証明したかったのだがうまくいかず。
結局隣にいたグループの人たちからわけてもらった。
途中、局所的な大雨。
僕らは慌ててテントの屋根を広げ、雨宿りする。
こういう装備を持ってきてなかったグループは
全て放り投げて木々の下に寄り集まったり、大変そうだった。
1時間は降ったのかなあ。
その間僕らは割りとノンキに焼きソバを焼いて食ったりしていた。
雨がやむとソッコウで片付けに入って、流し場で洗えるものを洗って、撤去。
15時までには全て終えていた。
その後僕はCDを買いに行こうと吉祥寺で井の頭線に乗り換えて渋谷へ。
疲れきっていた僕は電車の中でずっと爆睡。
こりゃいかんと思った僕は用事を終えると早々に家に戻った。
バーベキューで腹いっぱいで何も食べる気が起きず。
確か21時には寝たと思う。