Blue Man Group

サマソニで見た Blue Man Group の来日公演が12月と1月にあって、
eplus で先行申込をしてみたら第1希望と第2希望は抽選の結果外れて
かろうじて第3希望で当たった。
人気あるんだなあ!?と驚いた。
「ポンチョシート」っていう最前列に近い席だったこともあるんだろうけど。
(Blue Man たちがパーカッションを叩いたときに飛び散る塗料をかぶるかもしれないから
 ポンチョを配るということに由来)


□日本公式サイト
http://blueman.jp/index.html
先日書いたことの繰り返しになるけど、
全身を青い塗料で塗った3人組。
奇妙奇天烈な打楽器を駆使してアートでロックなパフォーマンスを繰り広げる。
ニューヨークのオフブロードウェイ出身で今や全世界で公演。
エイベックスが招聘してようやく日本上陸。


昨日は HMV のサイトで買った CD と DVD が届いたので、
さっそく聞いて夜は DVD を見た。
CD は最新作なんだけど2003年発表のもので、その後新しい音源は出ていない。
ヴォーカルものが多く、
日本では知名度低いけど Dave Matthews が参加していたり、
「The Current」って曲は「ターミネーター3」の主題歌になっていたり。
なんだかとてもロック。
DVD はこのときのツアーを収録したもの。
この前のサマソニはもろにこのダイジェストだった。
ということはもうずっと同じ演目で海外を回ってるわけですね。
ロックバンドじゃなくて、「ショー」なのだからまあそういうものか。
ロングランしてますっていう。
果たして来日公演では新ネタは披露されるのか?


でも、DVDでサマソニと同じもの見ても面白かった。不思議なもんで。
見てて飽きなかった。流しっぱなしにして他のことしたりもしなかった。
ネタの面白さがどうこうじゃなくて、基本に音楽ってのがあるからか。
アメリカンな産業ロックを揶揄するような側面もありつつ、
根っこはかなり真面目に音楽してる。
そうは言っても基本はコミカル。
DJがスクラッチする音を再現するために
しなやかな長い棒を振ってヒュンヒュンさせてたのを見たとき、腹抱えて笑った。


来日公演で気になるのは、誰がゲストヴォーカルか?ということ。
Blue Man たちはパントマイムみたいなもんで全てを体の動きで表現して、声を発しない。
つまり、自分たちは歌わない。
バンドのメンバーが歌ったり、ゲストヴォーカルがツアーに同行する。
(僕が見た DVD では Tracy Bonham というシンガーが何曲かで登場した)
今回も誰か一緒に来るのだろうか?
あと、日本側から誰か出るのだろうか?
サマソニみたいに倖田來未が出ることはないだろうし、
あったとしてもそんな毎日出ることはないだろうし。
でもなんかしらサプライズは欲しいねえ。
僕の見た次の日、12日は倖田來未じゃなくて Tracy Bonham だったみたいだから
次の来日公演もそうなのかもしれない。


これって見たことない人にはその面白さが伝わらない典型のようなものなので
今書いててとてももどかしい。
DVDでも伝わんないかもしれない。
しかも人によっては生で見たところで何が面白いのかわかんないかもしれない。
(トータルな雰囲気としてインテリジェントなところがあって、
 そういうのが鼻につく人、ピンと来ない人はいるかも)
非常に誘いにくい。
僕は1月末に見に行くんだけど、とりあえず1人で。
待ち遠しいです。