山口県の風穴

昨日の朝、NHKのニュースを見ていたら
山口県の「風穴」という観光地が紹介されていた。
木々の生い茂る岩山っぽい場所。
以前は火山だったようで、溶岩が固まってできた隙間から涼しい風が常に吹き出ている。
天然のクーラー。
これ、年中そうなのかというとそんなことはなく、
気温があるところ以下となると風は止まるのだという。とても不思議。
そもそもどういう原理で冷たい風が生まれるのか、詳しいことはわかっていないという。


付近の村もこのクーラーを有効活用。
家のどこかしらがこの溶岩の壁と接するようにして、
天然の冷蔵庫として夏はスイカなど冷やして食べる。
10分もすればスイカが冷え冷えとなる。


「いいなー」と思った。
このリポートを見た日本中の人がそのとき、「いいなー」と思ったに違いない。
東京はこの日37℃だって。
今日は雨が降って涼しいみたいだけど。


東京の暑さにはいろいろ原因があって、そもそもがヒートアイランド
アスファルトやコンクリートで覆われた地面が熱を吸収しない。
熱いからエアコンつけっぱなしで、そこから出る廃棄熱がさらに気温を上げるという悪循環。
近年、海沿い川沿いに建てられた高層ビル・マンションが海や川からの風を遮っていて
内陸の方に冷たいが風が行き渡らないという話も聞いたことがある。
(埼玉県熊谷市はここにさらにフェーン現象が加わるからさらに熱くなるそうだ)


東京をヒートアイランドから救うために僕らができることはないか?
エアコンをつけないで我慢する、という以外に。
緑地を増やせばいいのだろうか。


田舎ってそういえば日中は日が照って暑くても夜は涼しかったよなあってことを思い出す。
田舎って言っても青森しか知らないから、そもそも青森が暑くなかっただけかもしれないけど。
(それでも今年の夏は連日30℃を越えたようだ)


今年の暑さはとりあえず今月いっぱい続くのだという。
9月は9月で残暑が厳しいんだろうな・・・


そんで今年もまた、夏を振り返ると「仕事ばっかしてた」って印象しか残らず・・・

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最近やってること。


朝、会社を出る前にコップにロックアイスを詰めて冷蔵庫の中へ。
夜、家に帰ってくる頃には適度に氷が解けてキンキンに冷えた氷水となっている。
これを飲む。


うまい。
夜とはいえ炎天下の東京の路地を歩いて、うだるような暑さの中、
アパートに戻って来て生き返ったような気持ちになる。