今日は給料日

仕事に関係したりしなかったりするあれこれについて、最近のいくつか。

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1)


物を片付けられない。捨てられない。
これって今に始まったことではないが。
ここ2年は隣の部署の仕事をしていて、
年明けから今月初めまで席も隣に移動してた。フロアの反対側。
自分のとこと隣のとことで一時的に席が2つあった状態。
今月に入ってからは元々の自分の席に戻ってきて、荷物のほとんどを向こうにおいてきた。
自席に物がなくてほんと快適だった。
袖机もちゃっかり2席分使っていたり。


それが昨日の夜、フロア内の引越しってことで隣の部署の席を畳むことになり、
荷物を全部運んでこなくてはならなくなった。大変。机の上がごちゃっとしたカオスに戻った。
しかも仕事に関係のないものばっかりだったりするんですね。
例えば「死ぬまでに聴きたいアルバム1001枚」だとか「死ぬまでに観たい映画1001本」だとか
そういう辞書並みに分厚いガイドブック。
あるいは R25metro min. でとっとくことにしたやつとか。
うるさい上司なら「家にもって帰れ」って言うんだろうけど。
袖机の中の書類、何年も前のPJのは今回たくさん捨てた。だけどまだ溢れている。
片付けられない、捨てられない。
僕がビーバーだったら、とてもいい巣を作っただろうにと思う。


周りの人たちの机はきれいに片付いている。
いったいどうしているのだろうと不思議でならない。

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2)


上の話に付随して。
机の上はまあきれいさっぱり片付いているに越したこと無いけど、
僕自身はとっ散らかっていても全然困らないタイプ。
あれですね。部屋にコタツがあったら回りにいろんな物を、
他人からすると意味不明な、
本人にしかわからないルールで配置して「便利」と思うっていう。


こんなことを考えた:
机の上がどれだけ乱雑なことになっていようと、
人が1度に持って使える筆記用具は1つでしかないし、
それを使って書き込める書類はやはり1枚しかない。
あるいは、1度に打てるキーボードは1つでしかないし、
その瞬間に人が操作しているアプリケーションはやはり1つということになる。
だとしたらその周りで物が散らかっていようと片付いていようと、
仕事を行なうにおいての生産性ってのは何も変わらないのではないか?
なぜ机の上を片付けなくてはならないのだろう?


(誤解されるかもしれないので念のため断っておくが、
 僕はたくさん物があってカオスになっているのをなんとも思わないというだけであって
 部屋の掃除を一切しないとか、あちこちに服を脱ぎ捨てて無頓着だとか、
 食べた後の食器をそのままにして洗わないだとか、そういうことを言っているわけではない。
 むしろ、部屋の中は片付けても、普段使う机の上だけはとっ散らかるという)

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3)


打ち合わせの資料をコピーしてホッチキス留めして、
A3サイズの用紙は折ったりして、1枚目から並べていって、まとめてクリップに挟んで、
という作業がなぜかものすごく好きだったりする。
僕ぐらいの年になると下の人に「やっといて」でお任せでもいいものを必ず僕が自分でやる。
会社で仕事しててこんな楽しい時間は他に無い。なので他人には絶対あげない。
無心になって作業している。
頭使わなくていいし、責任が問われることもないし。
・・・って仕事したくないだけなのか。


いや。なんつうか。それだけじゃなく。
資料が資料としてまとまっていく過程を見ていると、
そしてそれが自分の手を動かしながらなされていくものであるとの視点があると、
なんか物事を形にしていってるなあという満足感があるというか。
IT業界っつうアコギな場所にいて、具体的に「生産的だなあ」という実感が唯一味わえる。


そういえば、それだけじゃなく。
僕たぶん単純作業が大好きなんですね。
本当は缶詰工場で働きたかった。今でもそう思う。
僕の中では工場というものが非常に美化されている。
あれこそ「労働」だろうと。額に汗して働くってことだろうと。
でも、「実際は1日で飽きる」「年収が半分以下になるかも」「体力的にきつい」ってことで
現実性がそこには全く無く。憧れだけがあって。

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4)


今日は給料日。
午後から社外で打ち合わせ、にかこつけて昼は八重洲か丸の内で食べようかと。


僕が昨年やってたPJについてあれこれ説明する。勉強会ってやつ。
なんか先月・今月とあちこちでそういうことばっかり。
それが高じて今日はついにお客さんのところでも。
知ってることを一方的に喋りまくって質問に答えていればいいんで楽といえば楽。


これが片付いたら一週間が終わりだ。
もうそういう気分。