相対性理論「シフォン主義」

昨年彗星のように現われてタワレコを中心に話題騒然だった
相対性理論」というバンドのミニアルバム「シフォン主義」
タイトルが秀逸すぎますね。
買おうかなーと思ってて忘れてるうちに
年が明けて2枚目の「ハイファイ新書」が出た。
今、あちこちの店で猛プッシュされてる。はず。
(少なくとも、国立と神保町のDiskUnionと新宿のタワレコでは店頭にでっかくでしたよ)


これは買わなきゃ、という前にまずは1枚目の「シフォン主義」を昨日の昼、買いに行った。
夜、家に帰ってきて聞く。
最初聞いたときは期待し過ぎてて、「なーんだ」って思ったけど、
なんかジワジワ来るものがあって、気がついたら昨日だけで繰り返し10回聞いた。
1回しか聞いてないCDが何千枚とある僕の部屋の中で、1日にして殿堂入り。


演奏はヘタウマ歌謡パンク。
そこにけだるいを通り越してやる気のない女の子ボーカルが乗っかる。


たぶん、この子が書いてるんだろうけど、詩がとにかく素晴らしい。ぶっとんでる。
久々に詩で唸った。豊田道倫七尾旅人以来の衝撃。
ここまで自由奔放に言葉をポコポコ繰り出せる人ってなかなかいない。


amazon のレビューでは2曲目の「LOVEずっきゅん」を絶賛する声が多いけど、
詩としては1曲目の「スマトラ警備隊」の方が断然いい。


ライブが3月5日にあるみたいで、先行予約を申し込んだ。
これは見に行かなくちゃ。
とても気になる。
抽選なので、チケット取れないかもしれない。


天才的な素人、ってことなのだろうか。
絶対、確信犯だ。

シフォン主義

シフォン主義