青森帰省 '2011夏 その1

学校のほうもひと段落着いて、
ねぶたからもお盆からもずれているけど、青森に帰ることにする。


午前中は会社。
通勤地下鉄にてイザベラ・バード『日本奥地紀行』を読み始める。

10時過ぎ、土砂降りから横殴りの雨となる。
三省堂に今回の帰省で読む本を買いに行く。
キース・リチャーズの自伝『ライフ』や
中山康樹『伝説のロック・ライヴ名盤50枚』など。


甲子園準決勝は雨で中断がありつつも
光星学院が勝って明日決勝戦へ。
こっそりワンセグで中継を見てた。


12時、オフィスを出て東京駅へ。
歩いていくつもりが雨で三田線で大手町へ。
何人かから大雨・雷で新幹線が停まっているんじゃないかと
心配されるが、そんなことはなく。普通に動いている。


崎陽軒のシウマイ(もちろん安いほう)を買って、
グランスタにていつもの焼き鳥のセット(塩、レバー追加)と
練りもの(チヂミ、海鮮もんじゃ)。
妹の旦那へお土産の焼酎と
気になった東京駅ラベルのシークワーサーのお酒。
500mlの缶ビールを3本。


13:28発の新幹線に乗る。「はやて」だった。
走り出す。外は雨。缶ビールに焼き鳥。
iPhoneで「メインストリートのならず者」を聴きながら
キース・リチャーズの自伝を読む。幸福なひと時となる。


14:37
突然、車内の照明が消える。アナウンス。
「ただ今、福島県沖で地震が発生いたしました。
 安全の確認が取れるまで運転を見合わせます」
車内がざわつく。
iPhoneで位置を確認すると郡山の手前、安積永盛とあった。
停電自体はすぐ解消される。
郡山までの安全確認は取れたとのことで移動する。
しかし、そこでまた待たされる。
元々停車駅ではなかったということでドアも開かない。
その先、白石沢にて霧のため車両の点検に時間がかかっているという。
することもなく、缶チューハイを買い足して飲んでるうちにウトウトする。
そのうちに運転再開。1時間45分遅れ。速度を落として走る。
福島を出る。


白石沢を通過して仙台に近付き、車掌から
「皆様の冷静な判断により、
 無事に仙台まで到着できたことを深く感謝します」と。


仙台周辺はここ10数年新幹線の窓から見てきたのと
何も変わらないように見える。
盛岡もそう。これまで何事もなかったかのような。


盛岡から先は各駅停車となる。
いわて沼宮内、二戸、八戸…
ダイヤが乱れているのだから仕方がない。
新青森には2時間半近く遅れて到着する。


青森は雨は降っていなかった。涼しい。
タクシーに乗って帰る。
そのまま温泉に入りに行く。
中学の同級生のK君が1人体を洗っているのを見かける。
向こうがこちらに気がつかないから、そのままにする。
帰省して温泉に入りに行くとたまに出会う。


戻ってきて、食事。イカメシ、帆立の刺身など。
10数年ぶりに「鳥人間コンテスト」を見る。
大学生の青春ドラマとなっていてびっくり。
初めの頃は「欽ちゃんの仮装大賞」的一発芸だったような覚えが。
飛び立ってすぐ海にポチャリ。
優勝した大学はなんと18kmという飛距離。
人類の進化を凝縮して見ているような気持ちになる。


疲れきって、23時には寝ようと思う。