レバーというもの

レバ刺しが食べられなくなって1ヶ月近くになるのか。
大好物だけど、今のところ全く影響なし。
そんなしょっちゅう飲みにいけるほどお金に余裕があるわけでもないし。
なんか実感がない。


最後に食べたのがいつなのか、思い出せない。
6月最終日に飲み会があって、
入った店のメニューにレバ刺しがあったので
鼻息荒くオーダーしてみたものの、品切れ。そりゃそうだよな。


原発は再開するのに、レバ刺しは禁止になるのか」という議論があった。
そうだよなー。「安全」の基準がよく分からない。
でも、それ以前に並べて語るようなものじゃないんだろうけど。
「だったら、正月の餅だって禁止にすべきだ。毎年死者が発生している」
という議論の方がなんだか説得力がある。
なんで餅は自己責任だろうか?
日本人たるものそれは触れるべからずなのか。


僕と焼肉を食べに行った人ならば、
僕がレバーばっかり頼んで食べているのを見たことがあると思う。
レバーペーストをパンに塗って食べるのも好き。燻製もいい。
でも一番好きなのは、母がつくるレバーの煮物。
長ネギと一緒に甘辛く煮たやつ。父の好物だった。
帰省したときたまに作ってもらう。
これって母だけのレシピなのかと思いきや、
最近あちこちで見かけるようになった。
スーパーの惣菜にあったり、居酒屋のメニューにあったり。
母はミリンで煮てたけど、世の中にはワイン煮のほうが主流か。


青森に帰ると家の近くに
牛タンの刺身を売ってるぐらい鮮度の高い精肉店があって、
そこのレバーが忘れられない。
つい数時間前まで生きていました、というぐらいの。
そういうのを知ってたから、
東京ではその辺の店で食べなかったように思う。
イカやホタテの刺身と一緒。全然違う。


でもまあ焼いたのだと、ビールがあればそれでよかったり。
そんなわけで昨晩は職場の歓送迎会。
神保町食肉センターにてレバーをたらふく食べた。