8月に青森に帰って「あまちゃん」を何回か見て、
どういう影響が出たかというと小泉今日子が聞きたくなった。
80年代のアイドル時代よりも
90年代や00年代の音楽その他いろんなカルチャー・シーンをまたいで
独自の存在感を放っていた時期のを。
これまで思いっきり素通りしてきた。
そんなわけで8月末の頃、
神保町の JANIS2 や渋谷のレコファンで中古を漁ってた。
そのうちのいくつか。
『厚木I.C.』(2003年)
Super Butter Dog「サヨナラCOLOR」をカバーしてる。
The Boom の宮沢和史やサニー・デイ・サービスの曽我部恵一、
Flying Kidsの浜崎貴司が曲を提供。唄もののアルバム。
『オトコのコ オンナのコ』(1996年)
当時知らなかったのですが、ほとんどの曲が菅野よう子だったんですね。
一部奥田民生、ゴーバンズの森若香織、作詞は小泉今日子。
ジャケットのこのイラスト、キティちゃんではないとのこと。
『Nice Middle』(2008年)
初回盤には2008年のサマソニのDVDが。
「艶姿ナミダ娘」から始まって「なんてったってアイドル」で終わる。
この日のサマソニは僕も行ったのになー。なんで見なかったんだろ。
『89-99 collection』(1999年)
周りのブレーンたちと共に「Koizumix Production」として
ダンスミュージックに接近していた頃の音源を集めたもの。
リミックスの担当に Flipper's Guitar や Young Diciples の名前があって、
その他、屋敷豪太、朝本浩文、テイトウワ、
PIZZICATO FIVEの小西康陽、チェッカーズの武内享など。
なんかすごいアルバムを見つけてしまった。
解説は『ポップ中毒者の手記』の川勝正幸というところが泣ける。
当時アナログ・オンリーも出してたんですね。早い。
それがじゃがたらの OTO や Mute Beat の DUB MASTER X による
ミックスだったりして。聴いてみたい…。
『Koizumi in the House』(1989年)
当時まだギリギリ、アイドル路線だったのにこんなのを出していたとは…。
「House」とはもちろん家のことじゃなくてハウス・ミュージックのことですよ。
近田春夫が作曲・編曲・演奏して曲によってはビブラストーンが演奏。
そんなのが存在していいのか。
ちなみにジャケットを横にして見ると貞子っぽくてなんか怖い。