青森帰省 その4


夕暮れ。19時近くもまだ明るい。
温泉銭湯に行く間も冷たい風が心地よかった。
夕食。崎陽軒のシウマイなど。
NHKのニュース。東京で集中豪雨。
岡山の女児誘拐事件、無事保護される。
マレーシア航空機の事件は膠着状態。
親ロシア側がやったのでないならば、なぜ操作を妨害するのか。
所持品も漁っているのだという。
戦利品を収奪して何が悪い? ということか。野蛮だ。


今回担当している学衆が一人、健康上の理由で断念と連絡あり。
残り一ヶ月だったのに。残念というか無念。
再受講したいと言っているのが救い。


イッキに読み進めて『こんな夜更けにバナナかよ』を終える。
サブタイトルが「筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」
その名の通り、筋ジストロフィーで全身動かず。
人工呼吸器をつなげて余命一年という状態で、
自分は普通に生きたいと病院を出て一人暮らし。
しかし24時間ボランティアがつきっきり。壮絶な人生だった。
人間の弱さ・強さが裸でぶつかり合う。
介護してくれてありがとう、という謙虚さゼロ。
なのに学生ボランティアたちがイライラしつつも何かを学んでいく。
やぶれかぶれなんだけど、生きたいってそういうことなんだろうなと。


早いもので明日は帰るのか。
ふと帰りの切符を見たら7/22となっていた。
しまった。明日は7/21か。
慌ててえきねっとで明日の切符を予約する。
同じ時間もしくはその後は皆満席。
かろうじて1本前のが空いてた。とりあえず押さえる。
あとは7/22の方を払い戻しか。
逆に間違えて7/20としていなくてよかった…


焼酎「津軽海峡」を昨日・今日と水割りで飲んで一瓶飲み切る。
午前0時に寝る。
夜は寒く、毛布がいる。


午前7時半に起きる。
ホタテの稚貝のバター炒めとサラダなど。
花子とアン」を初めて見る。
花子は出てきたけど、アンは出てこないのか。


家中に掃除機をかけて、部屋の拭き掃除。
最後にもう少し荷物を整理する。
ランドセルとレコードプレーヤーは捨てることにする。


妹夫婦が甥っ子を連れて新青森駅まで送ってくれる。
今日もまた快晴。
駐車場に車を停める。
昨晩発覚した帰りの切符、日付を間違っていた問題。
みどりの窓口では手数料のかかる交換ではなく、
「ほんとはいけないんですけど」と払い戻しと新規購入扱いにしてくれる。
大家さん他へのおみやげを買う。
よく冷えた豊盃の冷酒と缶ビールを買って新幹線に乗り込む。
社内で写真を撮る。抱っこしようとしたら嫌がって、
その後ずっと僕を見ると不機嫌になる。
臨時列車の「はやて354号」11:31新青森発、東京行き。
緑色の田畑、青い空、白い雲。
途中ワゴン販売で牛たん燻製と笹かまぼこを買ってツマミにする。


同級生らから青森高校が夏の甲子園の予選、決勝進出と聞く。
甲子園出るなら会社を無理やり休んででも見に行きたい。
しかし決勝戦の相手は2011年から2012年まで3連続甲子園準優勝の光星学院


15時、東京はどんよりと蒸し暑い。
帰ってきて大家さんにお土産を渡し、クリーニング屋へ。
疲れて眠くてロフトに上がり込む。昼寝。
起きると19時。暗くなっている。


来月もまた実際の引っ越しで青森に帰ることになる。