表参道、青山、渋谷を歩く 前篇

昼から編集学校30[破]の同窓会。
2期前でちょうど去年の今頃の教室だった。


朝起きて多摩川を走って、田園都市線に乗って渋谷へ。
レコファンタワレコを回る。
『セッション』のサントラとストーンズのベスト盤『Jump Back』を買う。
後者は収録曲全部持ってて自前で同じ内容のリストを作れたけど、
まあそれもめんどくさいと。
僕もストーンズのベストは様々持ってますが、
70年代・80年代のだとやはりこれが一番いいですね。


よく晴れた土曜の昼、表参道まで歩いていく。
駅の出口で落ち合ってスペイン料理の店へ。
生ビールをさっそく飲んでカレーパエリヤを食べた。


国連大学前のファーマーズ・マーケットへ。
初夏の陽気に誘われていつにもまして賑わっていた。
瓶詰のピクルス(ブロッコリーとパプリカ)と
オレンジジャム(ハーブ入り)を買ってみた。
土のついたままの空豆1kgを600円というのを悩む。
おいしそうなんだけど、ずっと持ち歩くのもなんだと今回はやめておく。
ピクルス買った店では黒ゴママヨネーズやハチミツ漬けのチーズも気になった。


土曜なのでアンティーク市も開催されていた。
様々なガラクタに並んで旧式のラジオや計算機を売る店。
広場の中心にあって古着の着物を売る店。
煙草からお菓子のまで缶の空き箱を専門に売る小さな店。
ヨーロッパの何十年も前と思われるバッチを売る店。


骨董通りへ。南青山のこの界隈、初めて歩く。
名前からして骨董品の店が多く並んでるのかと思いきや案外そうでもない。
2軒か3軒ぐらいか。
これは初心者の僕が見つけられていないだけかもしれない。
そのうちのひとつはブリキの玩具や絵本を専門に扱っているところで
眺めているととても楽しそうだったけど
店の人と馴染みと思われる団体客が騒いでて、すぐにも出てきてしまった。
むしろこの界隈は靴の店の方が多かったかな。
今度来て試しに履いてみようと思った店がいくつかあった。


BLUE NOTE TOKYO」の前を通りかかる。
あ、ここにあったのか。
既にならんでいる人たちがいた。
この日の出演は Gregory Porter だった。
ブラブラと歩いているうちに披露宴の会場が固まった一角へ。
スーツ姿の若者たちが笑いながら出てきた。


待ち合わせ場所となっていた「南青山書斎館」に入る。
万年筆の専門店。世界中のブランドを集めている。
ペリカンパイロット、モンブランぐらいしか僕は知らないが…
干支にちなんだ万年筆、数量限定の少数民族をモチーフにした万年筆。
ボールペンも扱っていて、去年僕が妻の誕生日に贈ったモデルも置いてあった。
入口を入ってすぐのところに木製の懐かしい小学校の机。
何十年も前の『アサヒグラフ』や『小学一年生』も飾ってあった。
昔の、もしかしたら戦前戦後の頃の? 絵葉書が売られていたので3枚買った。
全国都道府県別に並んでいて、
青森県東津軽郡平内町浅虫温泉(遊園地より湯の島を望む)。
熊本県熊本市神苑成趣園。
トルコのイスタンブール(これが一番高くて900円だった)。
併設のカフェで一休みしてアイスコーヒーを飲む。
器はそれぞれ少しずつ違う形をしていた。