ドリカムワンダーランド後夜祭 青森編その1

昨晩は風呂に入ったあと、缶ビールを飲みながら
『世界の村で発見! こんなところに日本人』を見る。
フィンランドの人口900人の村に20年間住んでいる45歳の男性。
たまたま旅を続けるうちに出会ったペンションで働き始め、
今は寿司バーの料理人。
続けて『ファミリーヒストリー』を見た。宇崎竜童。


美味しんぼ』の「日本全県味巡り 青森編」を読む。
amazon のユーザーレビューに書いてあったような
他県の悪口って南部せんべいのことだろうか。
青森独善主義のようにも書いてあったけど
自分にとってはそれほどでも。
読んでいて気持ちよくも悪くもなかった。
ただ単に『美味しんぼ』は『美味しんぼ』だなと。


10年ぶりぐらいに母がレバーを甘辛く煮たのを作ってくれたので
それをつまみにする。
作り方を忘れてしまったというが、ああ、これだよなー、懐かしい味。
生姜、ニンニク、ネギ、味付けは醤油を少し(大さじ一杯)と砂糖。


OL進化論』37巻を半分読んで寝た。
朝は7時半に起こされる。
三平汁。塩鮭、じゃがいも、ねぎ、豆腐。
これもまた久しぶり。
妹夫婦が甥っ子、姪っ子を連れてくる。
お土産の絵本やぬいぐるみを渡す。


11時、家のすぐ近くにある「働く婦人の家」まで歩いていく。
母に沢田教一の写真店をやっていると聞いたのだが、
1階から3階までの階段に妻、サタの写真だった。
死後、1980年代にテレビ局の企画でベトナムを訪れたときのもの。
ホーチミンの街角で撮った物売りの女性たちやカメラに群がる子どもたちに
向ける視線が優しい。
こじんまりとささやかな写真店だったけど、なんかいいものを見たなあ。
沢田教一と出会う前は自らも写真家として活動されていた。


昼は鍋焼きうどんを僕が作ることになり、
近くのスーパーにうどんと玉子、かき揚げを買いに行く。
人参が大きな袋に一杯詰められて10kgで880円。
鮮魚コーナーでは毛蟹が発泡スチロールにみっちり、わさわさと。


鍋焼きうどんは鶏肉、ゴボウ、麩、玉子、3個120円の小さなかき揚げ。
大葉か何か緑色の葉っぱとニンジンの切れ端が入っている。
青森市だとよく見かける、ほとんど油だけのもの。
でもこれが懐かしく、おいしい。
テレビをつけると熊本の「ファクトリエ」を取り上げた番組が。
「俺たちのメイド・イン・ジャパン」
国内各地の工場でテーラーメイドの服を作るんだったか。工場直販。
中間業者をカットすることでコストを下げる。
調べると青森にも提携する工場があるようだ。


おぎやはきが司会で
男性側:未婚のイケメンと女性側:大久保佳代子やオカリナなど集めて
結婚できない女がイケメンにあれこれ聞くという
昨年のクリスマス頃の特番が今頃青森で。
イケメンたち曰く
「この服どうかなと聞いても、○○君は何着ても似合う。
 何食べたいと聞いても○○君とだったっらなんでもいいという
 ハイハイ系女子は結婚したくない」
「レストランに行って何頼んでもいいよと言ったらたくさん頼んで、
 それをちょっとずつしか食べなくておなかいっぱい、全部残して
 自分はちょっとずつ食べたいという女は結婚したくない」
などと。
それはそうだなあと僕も思う。


13時半、家を出て青森駅へ。この日も曇り。ポツポツと降りだす。
新町を歩いているとあちこちに店で小学生たちの版画が貼られている。
棟方志功賞とかいう名前で。皆、躍動感があってうまい。
成田本店で沢田教一の写真集を探すと文庫があったので買う。