引き続き、桂花團治師匠

昨晩は先週末に引き続き、桂花團治師匠の落語を聞きに行った。
会場となった神保町の「らくごカフェ」が
オフィスから目と鼻の先ということもあって。
http://hanadanji.net/event/20160324rakugocafe
三遊亭圓丸師匠がゲスト。
昨年の新国立劇場での襲名披露以来の、東京での寄席となる。


「らくごカフェ」という場所があるのをこれまで知らなかった。
神田古書センターの5階。
http://rakugocafe.exblog.jp/9190079
神保町を代表する有名なカレー屋「ボンディ」は2階。


寄席が開かれるのだからそれなりの大きさなのだろうかと
行ってみると細長いビルの1フロアではなく、3つに区切ったうちのひとつ。
けっこう狭い。椅子をびっちり並べて40人ぐらいだろうか?
今回は予約で2,000円。単純に8万か。
確かに落語は毎回セットを作るということはしない。
座布団とめくりと照明があれば最低限成り立つ?
花團治師匠の新幹線往復が3万だとして、
バイトの人件費など必要諸経費を除いたらもしかして
師匠ふたりのギャラは1万ぐらい?
落語は儲からないと聞いているが、なかなか厳しい。
もしかしたらもっと少なくて
落語文化の発展のため、男気で出演なのかもしれない。


天井には噺家の手拭が隙間なく貼られている。
これまで出演した方たちのかな。
ステージは座布団を置いたらいっぱいになりそうなくらい狭い。
だけどすぐ目の前で聞けるというのはいいですね。
受付の方にトイレの場所を聞いたら男性は7階と8階だと。
「8階をお勧めします」と言われて行ってみたら芳賀書店だった。
シャレが利いてるのか、なんなのか。


花團治師匠の演目は「豊竹屋」と「佐々木裁き」だった。
「豊竹屋」は先日のISISフェスタと同じ。
狂言の発声に関するまくらも…)
でも聞く・話す場所、集まる人、曜日や時間が変わると
全然違って聞こえるものですね。
終わって少しだけ挨拶をした。