10/31-11/06

10/31(月)


朝、文章力向上講座の添削を一本。
昼、昨日作った弁当。
朝、時間のあるうちにきんぴらごぼうを作り、
いつもの玉子焼きとウィンナー炒めも用意した。
夜になって詰めた。
弁当はいいのだが、味噌汁代わりに飲んだ
中本の激辛スープがどうにも今身体に合わず。
しょっぱいし、その名の通り激辛だし。
俺はこんな身体に悪そうなものを食べて飲んでたのか。
中本は大好きだが、インスタントのこれはやめよう。


先週からオフィスで風邪が流行っている。
気をつけないと。


駅ビルに新しくできた花屋に寄ってみる。
ハロウィン・ブーケが売られていたのでそれにしてみる。
帰ってきて洗濯物を夜は秋刀魚の干物を焼いて食べる。
これが予想以上にうまかった。
遅くなった妻の分も焼く。大根おろしも摺る。
テレビをつけたら「宇宙人ポール」という映画の最後の方だった。
その後チャンネルを変えたら、SMAPの番組にユーミンが出て共演していた。
23時過ぎに眠る。

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11/01(火)


朝から雨。
あるもので弁当を持っていく。
レタス、プチトマト、きんぴらごぼう、ご飯に梅干。
鯖の味噌煮の缶詰。
会社に着いて下のコンビニでドレッシングと玉子サラダを買う。
けっこう豪華になった。


夜、品川へ。結婚記念日3年目のディナーで。
ランドセントラル・オイスターバーへ。
大江戸線をぐるっと回る。
中上健次水の女』を読み終える。


生牡蠣は「KUMAMOTO」「厚岸」「九十九島
前回同様クラムチャウダーのハーフ&ハーフ(クリーム、トマト)、
牡蠣のフリッター、焼き牡蠣(ロックフェラー)。
プラス、シーザーサラダをハーフサイズ。鯛のカルパッチョ
これだけでおなかがいっぱいになる。
2階に下りて妻に鞄をプレゼントする。
僕は妻から靴下やネクタイをもらった。


改札をくぐって ecute へ。
本屋を少しブラブラした後でイタリアンの店でワインを飲んだ。
大江戸線で帰ってくる。23時近く。

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11/02(水)


以前話題となったケヴィン・ウィルソン『地球の中心までトンネルを掘る』を読み始める。
話の起伏に乏しく、思ったほど面白くはなかった。


体調不良で妻が会社を休む。
病院を調べる。耳鼻咽喉科
隣の駅の口コミで評判のいいところはとにかく混むらしい。
妻が電話してみると今から番号札を取りに行っても診察は午後になってしまうと。
午後ようやく診てもらうと秋の花粉症とのことだった。


昼、事業本部の下期運営方針説明会で新宿へ。
13時から。20分で終わる予定で、後半寝てしまった。
このあたりは上期から引き続き、といった説明になった瞬間記憶がない。
終わってもうやんでカレーを食べる。このために戻ったようなもの。
いつもより少し控えめに。
地下道を歩いてタワレコまで行って
Lennie Tristano のアルバムが安く再発されたのを買って会社に戻る。


定時で帰る。
先日買ったメタルラック、
「聞いてない」「もうこれ以上置く場所ない」と妻を激怒させ、
LINEで過去最大級の大喧嘩。
ビクビクしながら戻ってくるが、妻の怒りの矛先はその後、
病院の帰りに買ったチーズケーキにビニール片が混入していて、
店のため、地域のためを思ってそのことを伝えようと電話したら
クレーマーに間違われたという一件に変わる。
いや、でも話を聞くとひどい。
僕も何回か買いに行ったことがあるが。
確かにあのオーナーは感じ悪かった。
あの下でパティシエとして育つと確かに応対もひどくなるだろう。


風呂を沸かして入り、妻の揚げた竜田揚げでビール。
BSをつけたら笑点の拡大版。
大喜利の前の前座って一組だけではなくて
若手の噺家も何組か出ているということを知る。
その後ウォン・カーウァイ監督の『欲望の翼』を見る。
眠いのを我慢してみたので話がよくわからず。
アンディ・ラウレスリー・チャンが出演している。
午前1時半に眠る。

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11/03(木)


文化の日。8時起き。
9時にキッチンの食洗機を引き出しに変える工事。
最初の見積では午前中いっぱいかかるはずが、
案外あっさり取り外しできて10時までには終わった。
接着剤を乾かす関係でこの日1日流しは利用できず。


妻の運転する車に乗って東村山市の多摩全生園へ。
ハンセン病患者の療養というより収容施設。
年に一度の祭で賑わっていた。
地域に根付いた普通の祭で、たこ焼きややきそばの出店で買って昼を食べた。
周りに住む人たちは特に気にせず、散歩道にしているのだろう。
宮崎駿もよくここを歩くというのを聞いた。
園内はとても広く、神社も教会も売店も食堂もあって小さな町となっている。
閉じ込められて外に出られないというのはこういうことか。


資料館も見に行く。
患者の方たちとの折り合いが悪いと聞いていたが、
確かに公会堂に飾ってあった絵画や手芸の作品に混じって
貼られていた川柳にブラックユーモアとはもはや呼べないような
腹の底からの直接的な敵意が込められていた。
資料館は人権擁護派のようで、全生園を「人権の森」と呼ぶ活動を行っているようだけど
人権と声高に主張することが、亡くなられた方たちにとって安らかに眠ることになるだろうか?
いや、それは現代の健常者が外側から思うことであって、
戦前戦後の厳しい時代を生きぬいた人からすればそれは生ぬるい言葉なのか。
なんにせよ、一部の入所者からすれば資料館は真実を伝えていないということなのだろう。
どちらの側にも言い分はあるはずであって、難しい。
どちらがより常識的なスタンスに立っているかと判断することは、不可能だ。


園内は祭の喧騒を離れると静かできれいな場所だった。
桜並木と梅林が見事だった。
その頃に来ればまた違う風景を見ることができるかもしれない。


紅葉も最後かと小金井公園に寄っていく。
東久留米市を通る。交差点の標識を見ると滝川とある。
団地が並ぶ。僕が小さい頃に両親が住んでいた滝川団地はこの辺りか。


InterFMではジョージさんの番組。
ヤバイTシャツ屋さんの「ネコ飼いたい」
ドミコ「まどろまない」どちらも衝撃。


小金井公園では甘酒を飲み、夕暮れの光を求めて西から東へ。
BBQガーデンの場所を再確認して戻ってくる。
小平市から練馬区へ。
上水沿いの道がずっと混雑。それでも思ったより早く帰ってきた。


18時。何かを作って食べる気にはならず、
駅まで歩いて「はなの舞」に入る。
刺身やエイひれがなかなかよかった。熱燗を飲んだ。
帰ってきて宇多田ヒカルの『First Love』15周年記念盤のDVDを見る。
最初のライヴだったか。スチャダラパーがゲストで「今夜はブギーバック
寝たのは午前0時。

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11/04(金)


天気がよく温かそうだが、外は寒い。もう冬だな。
飛び石連休の出社。さすがにガツガツ仕事する気になれず。
年末調整の社内申請を行ったり、
入院証明書が病院から届いたので保険の手続きを進めたり。


昼、九十九ラーメンのチーズラーメンを食べるとか行ってみたら
店がなくなっている。閉店していた。
その近くで居酒屋の並んでいるところに入る。
メニューを外に出しているのがいくつか並んでて
チキン南蛮の店に入るつもりが、同じビルの別の階だった。
僕らの入ったほうはサラリーマン向けの安い居酒屋。
焼肉定食、トンカツ定食、刺身定食、焼秋刀魚定食、どれも600円。
味噌汁の中に入っていたキャベツは前の日の残りの千切りだろう。
しかしサラリーマンの気分になりながら安く飲むにはここ、穴場かもしれない。


帰ってきて、先日フレッツで買ったおでんを温める。
妻が富山出張で買った大根の残りがあったので一緒に煮る。
下茹では米のとぎ汁と一緒にとあるが、米を炊く気はなく。
調べたらお茶っ葉のパックに米を入れて煮るといいとあってそうする。
おいしくつくることができた。
食べ終わってからは雑炊。


井上陽水『氷の世界』の40周年記念盤のDVDを観る。
当時を振り返るNHKのドキュメンタリー。
演奏したミュージシャンやマネージャーと共に語る。
みうらじゅんリリー・フランキーらが曲の秘密をあーだーこーだと探る。
やっぱ歌詞がいいよな。こんなの書けない。


遅くまでiPhoneの曲の入れ替え。
気がついたら午前1時半。

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11/05(土)


9時起きでジョギング。公園まで行って一周。
戻ってきてシャワーを浴びてメタルラックを組み立てて机の脇へ。
かなりすっきりした。
車でしまちゅうにオットマンを受け取りに行って、戻ってきてまた公園へ。
お祭りでもつ煮やたこ焼きと共に缶ビールや澤乃井ひやおろし
食べ終えてもってきたバスケットボールで妻から特訓を受ける。
夕暮れ、タワレコでヤバイTシャツ屋さんのアルバムを買う。
帰ってきてお風呂を沸かして入る。


ヤバイTシャツ屋さんの初回盤のライヴDVDを観る。
こいつらほんと面白い。特にベースの女の子。
続けて妻が最近はまっているSuchmosのやはりシングル初回盤のライヴDVDを。
若くてこんだけ演奏できたらいいよなあと思う。
ヴォーカルはギラギラして太る前の田島貴男のよう。


少し時間ができて、ウンベルト・エーコジャン=クロード・カリエール
『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』を読み終える。
書物を所有するとはどういうことか。失うとはどういうことか。
考えさせられることが多く、ゆっくり味わうように読んでいたらけっこう時間がかかった。
妻が職場から借りてきたという東村アキ子『東京タラレバ娘』の1巻を読んで寝る。

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11/06(日)


妻出張で5時半に起こす。
早く行くのは諦めて、スマホから時間を変更する。
二度寝。8時に起きて見送る。


ずっと借りっぱなしだった TSUTAYA DISCAS 2本を観る。
まずはデヴィッド・クローネンバーグ監督の『危険なメソッド』2011年。
フロイトユングユングと愛人関係にあって後にフロイトの下で精神分析医となるザビーナ、
この3人の愛憎入り混じる関係を丁寧に描く。よくできている。
え、これがクローネンバーグ? と驚く。観念的な暴力ばかりを描いてきた。
スキャナーズ』や『ザ・フライ』の、あの。
近年でも『ヒストリー・オブ・バイオレンス』や『イースタン・プロミス』の。
どこか不器用で頭でっかちだった。
これで名実ともに巨匠の仲間入りか。


続けて諏訪敦彦監督の『2/デュオ』1996年。
若い頃の西島秀俊が出てきて、徹底的にダメな男を演じる。
気持ちがすれ違って同棲していた女と別れる。
柳愛里という女優が演じるんだけど、柳美里の妹?
確か、脚本はなくて設定だけを与えられて即興だったか。
途中に監督から役者二人個別にインタビューの場面が何度か挟まる。
先ほどの場面はどうしてああいう内容を演じたのか、といったような。
そういうメタフィクション的な部分があってもなくても面白い。
どうにも行き詰まった男女が些細なことから意味不明な喧嘩を始める。
見ていて身につまされる。若い頃にそんな経験はなかったにしても。


昼になって蕎麦を茹でる。月見そば。ネギ、わかめ。
他に具がなかったので鰹節と刻みのりをトッピング。
Shelby LynneのライヴDVDを流しながらあれこれと。
『Revelation Road』の頃。
ロンドンのユニオン・チャペルでギター一本で弾き語り。
明日の弁当のため鮭を焼き、ネギと油揚げを鷹の爪とみりんで炒める。
天気がよくてポカポカと陽気。思わず缶ビールを開ける。
洗濯物がすぐ乾いて、取り込む。


Foo Fighters のベストアルバムの初回盤のビデオクリップ集を見る。
そういえば、高校の友だちと見に行ったなと思い出していたら
その友達が同窓会のメーリングリストに今職場が飯田橋と書いていたので
連絡を取って、金曜一緒に飯を食べることになった。


どんどん特典DVDを消費しようと
毛皮のマリーズ、The 1975 それぞれの短いのを。
笑点林家三平が子どもの名前を募集、若手大喜利柳家わさびが面白いと思う。
世界遺産は北イタリアの地中海沿いの断崖絶壁の5つの町、チンクエ・テッレ。
ここのワインがよさそうだった。日本で入手できるなら買ってみたい。
サザエさんの合間にクリーニング屋へ。最後の1本だけ間に合う。
シャワーを浴びて、明日の弁当を詰める。
コンビーフと玉ねぎを炒めたのをつまみに缶ビールを飲む。
日曜に進出のアメトークを見る。マイナー部活芸人。
ロバート秋山はバドミントン、あばれる君は山岳部、ノンスタ井上は卓球。
その後、世界の果てまでイッテQ
みやぞんという芸人、何が面白いのかよくわからないけど見てしまう。


甲府の友人からワインが届く。
妻が名古屋出張から帰ってきてさっそく赤を飲む。
すっきり飲みやすく、ほどよく爽やかな渋みがある。
「イケダワイナリー」というところ。
白を飲むのが楽しみ。
妻のお土産のメンチカツサンドをつまむ。


後輩から借りっぱなしの『進撃の巨人』19巻、20巻。
これはそろそろ終わりそうな展開だな。
腫瘍登場人物がバッタバッタと死んでいく。
漫画そのものが役割を負え、かつての面白さは皆無。
別の後輩から同じく借りっぱなしの『月刊少女野崎くん』の6巻を途中まで。
23時半に眠る。