今はなき名店たち その1(都内京浜東北編)

ゴールデンウィーク前、ふとしたことから
食べログのアプリにこれまで訪れた店を登録しておこうと思い立った。
あのときのあの店にまた行こうとなったときにすぐ取り出せるように。
コメントは書かず、たまに書いても備忘録で一言だけ。
写真も手元に残っていたら。あとは評価だけつけておく。


それでちょこちょこ暇のあるときに足して行ったんだけど
検索してみると昔訪れたことのある店が結構閉店していて驚いた。
そうなるとアプリに登録どころできないみたいで。
だったら備忘録を残しておこうと。
これまで何度も言及している店ばかりですが。
しかもエリアとジャンルがかなり偏ってますが


まずは京浜東北の都内エリアで5軒。


「銀座一点」(銀座/ちゃんぽん)
 ビル自体今はなきの数寄屋橋阪急の地下飲食店街にあったちゃんぽんや皿うどんの店。
 大森や田町、浜松町で仕事をした帰り、銀座で丸の内線に乗る前に何度か立ち寄った。
 ここにはだんだんめんで有名な「はしご」なんかもありましたね。
 絶品というわけではないけど、ごちゃっとした店内はサラリーマンがビールを飲んでたりして、
 なんだか懐かしい雰囲気。立ち退いた後どうしたんだろうなあ。

 
「マンモスカレー 」(秋葉原/カレー) 
 マンモス1kgカレーが名物だった。ごはん600g、ルー350g、豚しゃぶ100g、生卵45g 。
 計算すると1kgを超えているのはご愛嬌。
 秋葉原にあるということもあって、 壁に貼られたお客さんからのメッセージカードに
 萌え系のイラストが添えられていることが多かった。
 ものすごくうまいのも、下手なのもあって、 なんだかリアル。


「せんば自由軒」(新橋/カレー)
 せんばの本店は大正時代に創業の洋食の老舗。
 カレーとご飯を混ぜて、生卵を落としたインディアンカレーで有名。
 新橋のお客さんのところで夕方打ち合わせだったとき、帰りによく食べに行った。
 ハイカラでレトロな洋食屋の雰囲気がどことなくして心地よかった。
 ハヤシライスも同じように混ぜ合わせているのだとか。


「山猫屋」(浜松町/沖縄料理) 
 大門の交差点を増上寺の方に少し歩いて、横道に入ったところにあった。
 今思うと可もなく不可もないごく普通の沖縄料理の店だったんだけど
 なぜか会社の飲み会でよく入った。
 今から10年以上前、当時は沖縄料理が珍しかったからか、
 沖縄の家っぽい店構えが入りやすかったのか。


「一本槍」(大森/ラーメン)
 ここもまたそうで、何の変哲もない普通のラーメン屋。
 だけど大森のお客さんのところに常駐していたときに無性に食べたくなることがあって
 何度も通った。味噌、塩、醤油に確か白醤油もあった。
 大森駅から大森海岸駅に向かう途中というロケーション。
 周りに他に飲食店は少なく、場所はよくなかったかもしれない。