大阪へ その3(09/30夜)

15時半、近大を出て商店街を歩いて駅に引き返す。
夜の部が18時で時間がある。
店が天満なので日本一長い、天神橋筋商店街を散策することになる。
日本橋まで出て堺筋線に乗り、天神橋筋六丁目で下りる。
アーケードの商店街がずーっとはるか彼方まで連なる。
店は昔からのもあれば、チェーン店もあり。
ビール祭りだったか何だったかで飲食店の軒先にテーブルを出している。
動物園前駅からの飛田に向かう薄暗い商店街のようなディープな感じはなく、
東京だと大山や武蔵小山の同じく長いアーケードの商店街を大阪風にしたような。


大阪天満宮にお参り。
その近くにバッテラ発祥の店、「寿司常」があった。
天満宮の裏の「星合の池」も見に行く。
周りを古いビルに囲まれた中に池があって、人工の小さな、花のような島に亀の石像が。
そこにお金を投げる。


時間があるので角打ちで飲んでいこうと詳しい方の案内で
いつもよく行く店というのに入る。「稻田酒店」
酒屋の隣りが立ち飲みになっていて、店の中も外も身動き取れないほどの大混雑。
奥がかろうじて空いているというので間を縫って歩いて行く。
荷物はさらにその奥の控室のような部屋のかごに入れる。
僕は東北の酒を飲もうと福島の「大七」と山形の「楯野川」を。
おでんを頼むとシュウマイが入っていた。
大阪のおでんがそうなのか、この店がそうなのか。


夜の店「とりぼうす」が歩いてここから5分ほど。
18時まで店が開かず、周りの商店街を歩く。
「東洋ショー」というストリップ劇場があった。
屋根のある狭い通りに提灯がたくさんぶら下がっていて、提灯通り。
新しくできた店ばかり並んでいて、客の姿はなし。
一方で通りを出ると老舗の炭火焼や中華の店は満杯。


「とりぼうず」は名前の通り鶏料理の店で
サラダ、鶏肉の刺身、鶏もつ各部位の刺身、唐揚、〆の雑炊、ラーメン、
+飲み放題で3,500円と安い。刺身がやっぱいいですよ。
2時間半までいて一度〆て、そこからまた飲み直し。ワインをボトルで入れる。
22時ぐらいになったかな。
途中、ジムビームの営業の男性とお姉さんが2人。
ハイボールを頼むとクジが引ける。男性4人で引いて僕だけハズレ。
景品はローラの出てくる CM ソングの鳴るキーホルダー。
ひとりずつお姉さんとチェキも撮った。


店を出て堺筋線で北浜まで。皆とそこで別れる。
七年前ぐらいか、頻繫に大阪出張していた時によく泊まっていたアパヴィラホテルへ。
大浴場があったので便利だった。
しばらくぶりに下り立つと酔っぱらってるせいもあって位置がよくわからず。
しかしあてずっぽうで歩いているうちに、
あーこの通りだったなあと今も残る店でだいたいわかってくる。


チェックイン。手続きそのものはカウンターだけど、
支払いはカウンターではなく脇の自動チェックイン機みたいなので。日々進化している。
例の社長の伝記漫画など部屋に置いてある本も5冊にパワーアップしていた。
大浴場が地下の露天風呂とか、以前のままなのはホッとした。
コニー・ウィリスの続きを読んで寝た。午前1時半か。