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--- The Cure 「Songs Of A Lost World: Deluxe Edition」
The Cure の新譜が16年ぶりに発表されたというニュースは
ロック界(というか洋楽リスナー界)に静かな、そして大きな衝撃をもたらした。
「4:13 Dream」が2008年。
余りにも長いブランクとなったが、
そんなにご無沙汰ではないと感じるのはコンサート情報をちらほらと耳にしていたからか。
海賊盤のライヴアルバムもよく出ていた。2010年代に入ってからのものもある。
ファンのネットワークを築き、コンサートだけで食べていける。
もしかしてヨーロッパでは The Cure とは Grateful Dead のような存在なのかもしれない。
その新譜「Songs Of A Lost World」を聴いた。
最高傑作「Disintegration(1989)が枯れ果てたかのような音だった。
しかし、つまらないというわけではなく。むしろ逆。
最終地点に見えた風景。
彼岸から届いた手紙、何年も前に書かれた遺書が今になって見つかったかのような
居住まいを正されるような存在感があった。
今作はまず間違いなく最後のアルバムになるだろう。
こんな風に美しく有終の美を飾るバンドになるとは、思いもしなかった。
1959年生まれのロバート・スミスは今年、65歳になる。
こんなオルタナティヴな音、この年で出すものではない。
幻を見聞きしているような気分になる。
(しかし、rockin'on を読むと対をなす次作は既に完成しているようだ。
同時に進めていたのか。
rockin'on の2024年のベスト10では7位だった)
1979年に結成。
ヴォーカル・ギターのロバート・スミスを中心に少しずつメンバー交代を行いながら
純朴なポストパンク(「Three Imaginary Boys」 1979)
モノトーンの風景(「Faith」 1981)
ダークなサイケデリア(「Pornography」 1982)
ポップネスの炸裂(「Japanese Wispers」 1983)
ポップとダークの集大成(「Kiss Me, Kiss Me, Kiss Me」 1987)
壮大すぎる幽玄の極み(「Disintegration」 1989)
軽快なポップへの回帰(「Wish」1992)
内省の深淵に辿り着く(「Bloodflowers」 2000)
などと音楽的変遷を繰り返してきた。
彼らの進化・深化の局地はやはり
「Disintegration」や「Bloodflowers」であって、
以後のアルバムはその拡大再生産でしかなかったと僕は思う。
「The Cure」(2004)
「4:13 Dream」(2008)
ロバート・スミス自身に迷いはなかったはず。
全力でやりきっていた。
惨劇を乗り切ろうとする断末魔の雄たけび、
その手前で踏みとどまるような声とギター。
支えるバックの音の広がり。
でも、それだけでしかなかった。
「Songs Of A Lost World」にはそれ以上のものがある。
「Disintegration」や「Bloodflowers」には、あるいは「Pornography」には
自分自身の奥深いところを覗き込むと
それが宇宙の果てにつながっているような感覚があった。
それが、今回蘇った。
何をどうしたらそれが得られるのか、一介のリスナーに過ぎない僕にはわからない。
曲作りや演奏の過程に過ぎないものなのか。
普段の生活の積み重ねなのか。何らかの個人的な事件なのか。
なんにせよ、人生において何度も生み出せるものではない。
僕が The Cure と出会ったのは高校時代で、
楠本まき『Kissxxxx』の一場面で
主人公のふたりがパーティーかなにかで ”The Lovecats” がかかって
この曲が好きだからとクルクル踊っていた。
そこで80年代のシングル集「Staring At The Sea」を見つけて買った。
初めて聞いた”The Lovecats” に心奪われた。
世の中にこんな曲が、
かわいらしさと毒々しさが背中合わせになってショッキングなポップミュージックになる、
こんな曲があるなんて。
どれだけ聞いただろう?
僕の人生で最も聞いたベストアルバムとなった。
「Staring At The Sea」をリマスターしてほしいと思うけど、たぶん無理だろう。
その後何種類ものベストアルバムが出てしまった。
でもこのアルバムが最も、The Cure の何たるかを表しているように思う。
「Disintegration」や「Songs Of A Lost World」の高みの前にあったものは何か。
「Staring At The Sea」「Disintegration」「Bloodflowers」
「Songs Of A Lost World」
と聞き返す。
余りにも美しいバンドの歩みに、なぜか僕も幸福な、満ち足りた気持ちになる。