ニューヨーク その6(食)

「オイスター・バー&レストラン」


食、特に外食について。


基本的な原則はこういうことだと思った。
「お金を出せば、あるいはちゃんと探せば安くても、うまいものはある。
 しかし、その努力を怠ったり運が悪いと、油っこいジャンクフードとなってしまう」


前半に泊めてもらった大学の寮の同期の家では
ベーグルやベーコンエッグといった心にも体にも優しい朝食を出してもらって助かったんだけど、
ひとたび外に出て観光地併設のカフェテリアに入ろうものなら
何頼んでもフレンチフライ(日本で言うところのフライドポテト)が山盛りで付いてくる。
付け合せなんてレベルじゃない。このフライだけで1回の食事でも多いぐらい。
3人でそれぞれ別なものを頼んでもこのフレンチフライだけは共通に付いてきて
1つの大きな山が出来上がり、見てると気分がげっそりしてくる。


フレンチフライに限らず、フィッシュ&チップスだったり揚げ物のバリエーションはたくさんあった。
たぶんこういうことなのだと思う。
工場でフレンチフライの元を生産して袋詰めする。各カフェテリアに配る。
食用油でいっぱいにした巨大な四角い鍋を一定の温度にする。これはたぶんボタン1つで操作可能。
バイトの店員が凍ったフレンチフライを大量に投入する。
タイマーで計って、一定時間経過後取り出す。出来上がり。
何も考えなくていい。
必要なのは操作マニュアルであって、火加減や調味料の匙加減の記載されたレシピではない。


アメリカ人はこれ全部毎回食べてるのか。
それとも「多い。いらん」っつって捨ててるのか。
捨ててるとしたら膨大な量になるんだろうな。
この付け合せのフレンチフライなんて1ドル前後だから
原価は果てしなく安くて、だったら気軽に捨てられるんだろうな。


たぶん、捨てずに食べてるのではないか、残すとしても少しなのではないか?
こういう揚げ物だけじゃなくて、例えばアメリカには
とにかく甘ったるくてたまらない、合成甘味料が入りまくった(?)
チョコレートケーキみたいなのがたくさんあって、
ダイエット・ペプシだろうとラージサイズはとんでもない量の大きさで、
そんなこんなでニューヨークで見かけた女性の多くが太っていた。
胸の大きい女性がとても多い。(もちろん、この年になって知ることでもないが)
胸の大きい女性と胸のない女性の割合が日本と逆転している。
日本人にはありえないサイズの女性もゴロゴロいる。
だけどそれってスリムかつ、ってわけではなくてそれ相応に腰周りにも肉が付いている。
顔立ちのきれいな人なのに、肩から下は・・・、という人ばかりだった。
いいのだろうか?
多少のポッチャリぐらいなら十分許容されるのだろう。

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チャイナタウン、コリアンタウンで食べたときはおいしかった。
こういうところで食べると、もちろんフレンチフライにお目にかかることはない。


リトルイタリーだったり、コニー・アイランド近くにはロシア人街があったり、
ニューヨークのあちこちに移民の街がある。
チャイナタウンも確か3つぐらいあるんだったか。


そういうところで食べられるから、というのと
世界各地の成功したレストランがニューヨークに進出するから、
ということで世界中の料理がニューヨークでは食べられる。
中南米、アフリカ、中近東、南アジア。
バリエーションでは東京以上だとニューヨークで目にした何かに書かれていた。


日本食の店もたくさんあった。
一風堂がニューヨーク進出を果たしたばかりで、一杯20ドル。高い。
ちょうど僕が出発する時期のAERAでニューヨーク食事情の特集が組まれていて、
この一風堂が取り上げられていた。


イースト・ビレッジに日本人街があって、ここに日本料理の店がたくさんあった。
日本料理って言っても寿司・天ぷらじゃなくて、もっと庶民的な。うどんの店とか。
いわゆる居酒屋もあったな。「ケンカ」とか「大将」って名前の。
後輩曰く、たいしてうまいわけじゃないみたいだけど。


なお、僕は昔、国立にあった「吉野屋USA」のチキン・ボウルが懐かしかったがゆえに
ブロードウェー吉野家まで食べに行った。
今見たら、アメリカの吉野屋前店舗があった。
http://www.yoshinoyausa.com/west.html
ニューヨークは何店か出店したものの今は1軒を残すのみ。
ロス近辺なんかはまだたくさんあるみたいね。
ビーフ・ボウルは牛肉・米共に日本の味に近かったけど、
チキン・ボウルはなんか違ってるなあと思った。味付けが濃くなっている。

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ハンバーガーやホットドッグなど、
アメリカならではの食べ物でうまい店ってのも探せばすぐ見つかる。
後半泊めてもらった後輩が貸してくれたのが、
「ホントに美味しいNY10ドルグルメ」
http://www.amazon.co.jp/dp/4062130831
この本、とても役に立つ。


ここにあった、「Shake Shack」という店がうまかった。
http://www.shakeshacknyc.com/
僕は名物のShack Burger と Shack-Cago Dogを食べた。


その他アメリカ的な店で入ったのが、
グランド・セントラル・ターミナル駅の地下にある「オイスター・バー&レストラン」
http://www.oysterbarny.com/oysterbar/html/index2.htm
これ、今は日本にも進出していて、品川のアトレの中。
おいしかったので是非行きたい。
http://www.oysterbartokyo.com/


あと、会社の後輩に教えてもらって昼に行ってみたステーキハウス「Houston」
カーゴパンツにTシャツという格好が思いっきり場違いな高級店だった・・・
でも、おいしかったですよ。
本日のスープ(メキシカン)とチキンのグリル。
http://www.hillstone.com/#/restaurants/houstons/
調べてみて分かったけど、これって大きな高級外食チェーンの1つなんですね。


コニー・アイランド行ったときに有名なネイサンズのホットドッグと、
追加でバッファロー・ウイングを食べた。
独立記念日にホットドッグ早食いコンテストをやって毎年日本人が優勝してたという例の店です。
http://nathansfamous.com/
日本でも食べれるということを今、知った。なーんだ。
http://nathans.co.jp/

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アメリカのビール。
クアーズハイネケンバドワイザーなど定番ももちろん飲んだけど、
それ以外にも飲んでみた。


上記の「Shake Shack」で飲んだのが「Brooklyn Brewery」
アメリカのビールってサラサラして飲みやすいイメージ。
でもこれはしっかりとコクがあった。


前半に泊まった同期の家で出てきたのがボストンのビール「Samuel Adams
http://www.samueladams.com/
(このサイト、21歳以下は閲覧禁止ということで生年月日を入力しなくてはならない。
 こんなの初めて見た、というかいくらでも嘘がつけるじゃん。
 しかもURL直指定だとこの入力ページ通らないし・・・)


7種類買ってきたらしく、そのうち4種類を飲ませてもらった。
(というか夜中飲みながら話しているうちに、4本まで来ていた)
「Boston Lager」「Cherry Wheat」「Cream Stout」「Honey Porter」
http://www.samueladams.com/samsite/styles.html
見てみると7種類だけじゃなくて、もっとあった。
これまた、コクのあるビール。
「Brooklyn Brewery」ともどもお薦めです。

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最後に。


アメリカン航空機内食はこれまであれこれ機内食を食べた中で最高にまずかった。
ライスは基本的にベチョベチョしている。クッキーはボソボソ。
テリヤキなんてしょっぱいだけ。
アメリカ人って醤油をエキゾチックな香辛料だと勘違いしてないか?


ビールやワインなどアルコールも5ドル。
昨年コンチネンタル乗ったときも5ドルで、
これってコンチネンタルだけかと思って
「ケチだなあ、今後乗らないようにしよう」と決めたつもりだったんだけど
アメリカの航空会社全般的な最近の傾向なのかもしれない。

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さらに追記。


ニューヨークはハンパじゃない数のスタバがあった。
マックなんかよりも桁違いに多い。
石を投げればスタバに当たるぐらい。
繁華街だとどの通りにもある、と言ってもいいぐらいじゃないか。
スタバの長い容器を手に街を歩いているニューヨーカーをよく見かけた。