2024/09/16: サンマルチノ
Autour De Lucie 「L'echappee Belle」 \700
Marianne Faithful 「20th Cemtury Blues」 \700
Lone Justice 「This World Is Not Is My Hone」 \1500
My Life With The Thrill Kill Kult 「Hit & Run Holiday」 \800
2024/09/16: メルカリ
Chuck Prophet 「The Hurting Business」 \600
Alicia Keys 「VH1 Storytellers」 \460
2024/09/17: www.amazon.co.jp
The Interrupters 「Fight The Good Fight」 \979
2024/09/20: DiskUnion 新宿中古センター
Flamin Groovies 「Teenage Head」 \900
Spats 「Spats」 \1045
(V.A.) 「Best Of The Johnny Cash TV Show」 \1100
No Use For A Name 「Rarities Vol.1: The Covers」 \1235
Converge 「Jane Live」 \1235
The Moldy Peaches 「Origine Story 1994-1999」 \741
The Interrupters 「Live In Tokyo!」 \1100
Marianne Faithful 「Broken English Deluxe Edition」 \1100
The Fatima Mansions 「Viva Dead Ponies」 \550
2022/09/20: www.hmv.co.jp
C-C-B 「僕たちNO-NO-NO Plus」 \2024
C-C-B 「冒険のススメ Plus」 \2024
C-C-B 「愛の力コブ Plus」 \2024
大森靖子 「THIS IS JAPANESE GIRL」 \3850
Mariah Carey 「Music Box: 30th Anniversary Expanded Edition」 \5168
Neil Young 「Official Release Series Discs 22, 23+, 24 & 25」 \10431
2024/09/20: diskunion.net
Bunny wailer 「Dub Disco」 \3050
2024/09/21: www.amazon.co.jp
Chuck Prophet 「The Hurting Business」 \1200
※商品不備があって買い直し
2024/09/22: www.hmv.co.jp
My Life With The Thrill Kill Kult 「I See Good Spirits & I See Bad Spirits」 (\4498)
※HMVのポイントで
---
The Interrupters 「Live In Tokyo!」
このCDに出会ったのはこんな経緯となる。
オンラインCDショップ『サンマルチノ』さんの新着コーナーを見る。
「ROCK OTHER」というジャンルのページ、見たことなかったな,
OTHER ってどのへんかなと開いてみたら
ABC順に Akron / Family とか、アート・リンゼイとか、Animal Collective とか。
なるほど、ちょいと実験的な、か。
スクロールして下まで見ていったら
My Life With The Thrill Kill Kult 「Hit & Run Holiday」 が目に留まる。
なんともモンドでキッチュな。
サンマルチノさんもジャケ買いしたそうだ。
サンマルチノさんは商品の1枚1枚に対して自分で解説を書いている。
『本作では女性ヴォーカル(シンデレラ・プッシーという凄い名前でクレジットされています)を大幅にフィーチャーした、
B-52'sを更にポップにダンサブルにしたような、キッチュでフェイクなB級ダンス・ミュージックを展開』
とあって、これは買いだ! と即決。
調べてみたら、Ministry のアル・ジュールゲンセンと最初はやってたみたいですね。
その流れで Wax Trax からもアルバムを出していた。
その Ministry と一緒に出したコンピもあるみたいで、それは欲しいなと
Amazon で検索してみたら出てきたのが、なぜか The Interrupters のアルバム。
何がキーワードとしてヒットするのか、ときどきこういう脈絡のないことが起きる。
The Interrupters のことも知らなくて、
現代・現役の西海岸、カリフォルニアのスカパンクで女性ヴォーカルだという。
気になって中古で安く買えるのを2枚オーダーしてみた。
「Fight The Good Fight」(2018)と
「Live In Tokyo!」(2021)
前者は3作目のスタジオアルバムで、後者はその後のライヴアルバムとなる。
2019のサマソニ。このとき、大阪公演は雨で中止になったんだとか。
まずは「Fight The Good Fight」
彼女たちは Rancid のツアーに同行したりと目をかけてもらってるみたいで
ヴォーカルのティム・アームストロングが今作まで3作ともプロデュースを手掛けている。
80年代以後の西海岸のパンクのいいところを凝縮したような音になっている。
The Interrupters 自身の努力や才能、そこから生まれるキャラクターも大きいが、
このティムの引き出しの多さもまたアルバムの魅力につながっているのでは。
スカパンクと言うと The Specials や The Selecter といった
80年代UKの2トーンもそのルーツのひとつ。
そこからの流れも感じられる。オーセンティックなパンクの匂いがする。
The Selecter もまた女性ヴォーカルのバンドであって、
その最新アップデート形が The Interrupters なのだと思う。
(No Doubt が僕は大好きでよく聞くけど、彼女たちにはそれは感じない)
ノリと勢い重視のスカパンクの猥雑さをベースにしつつ、
世代的にメロコアも通っているからかメロディーがキャッチ―で爽快。
なんだろ、聞いててなんでこんな前向きな気持ちになるんだろ。
絶対ライヴは気持ちいいだろうな。
12曲で32分とかっ飛ばす感じもいい。
いい曲を矢継ぎ早に繰りだしてさっさと終わる。
また聞きたくなる。
この潔さこそがスカパンクの信条なのだと思う。
そして、「Live In Tokyo!」
これ、すっごいよかった。
こんなかっこいいライヴアルバム、そうそうない。
のっけから全力投球で歌い演奏して、会場のファンも大合唱で応える。
それを受けてさらにヒートアップする。
その一部始終が伝わってくる。
素晴らしいライヴアルバムの条件はたったひとつ。
『ああ、この場にいたかったなあ!』と思わせるかどうか。
見た人にとってはこれ、生涯忘れられない伝説になるんじゃないか。
マイクを手に歌う顔のアップ、というジャケットも最高。
ひさしぶりに心ときめくバンドに出会った。