もう12月っすか

昨日、仕事で辛いことがあった。
どうにかこうにか順調に行って逃げ切れるかと思いきや、
足元を掬われて週の最後にドカンと落とし穴。目の前が真っ暗になった。
投げ出したくなる。「そんなのオレ知らねーよ」って言いたくなる。
でもそんなこと30過ぎた大人が口にするわけにもいかず。
今日は出社して「ま、やるしかないでしょ」と。


いつも通り朝は5時半に目覚ましをかけて7時に会社着いて
昼はラーメンを食って、14時半まで仕事した。
家に帰ったところでとりたててすることもなし。
いつだったかもそうだったけど、芝浦から銀座まで歩いて帰る。
ゆりかもめ沿いに、日の出桟橋劇団四季の劇場、浜離宮公園、汐留。


昨日昼は銀座で食べて、汐留の「スペースFS」ってとこで
今年のカンヌでパルムドールを取った
ルーマニア映画「4ヶ月、3週間と2日」の日本語のポスターを見かける。
え?もう日本でやってんの?と驚く。
でもこの近くに映画館ってあっただろうか??もしかしてこの「スペースFS」??
とにかくこの映画、見たかった。気になって仕方がない。
今日もまた行ってみるのだが、ポスターははなくなっていた。跡形も無し。
昨日は試写会だったか。見たかったなあ。
今検索してみても公開してるようではないし、いつやるんだろう。


銀座はクリスマス・ムード一色。
どのショーウインドウも銀色のデコレーションと共に Merry Christmas の文字が踊ってた。
HMV に入れば店内に流れてるのはクリスマス・ソングばかり。
数寄屋橋のモザイクそのものがそうだったような。


クリスマスに何の予定もないという日々を何十年も積み重ねてきたので
12月という月には疎外感と寂寥感しか感じない。
街が華やげば華やぐほど、ひとりぼっちの寂しさがヒシヒシと募ってくる。
毎年毎年、暗い気持ちになる。
これから年末にかけてドンドンドンドン落ち込んでいく。
今年はこれと言っていいことなかったので、なおさらだ。


1等連発の有楽町マリオンの有名な宝くじ売り場では
年末ジャンボの行列が果てしなく伸びていた。
並んでる誰も彼もがどんよりぐったりしているように見えた。


家で湯豆腐食べながらゆっくり焼酎でも飲んでるかと豆腐と鶏肉とネギを買う。
ダシを取るために昆布も買う。大きなパック。
たぶんこれから先、湯豆腐にはまるんじゃないかと。