エイプリル・フール

この日記、そろそろ止めようかと思った。
というか止めることにした。
書いていたところで何がどうなるわけでもなく、時間の無駄に思えてきた。
ちょうどいい止め時が見つからなくてズルズル、ダラダラと続けていく。
そんなのいいこと何もない。
昨日も書いたけど今日が社会人10年目。
これはこれでいい機会なのだと考えた。


書くことが楽しいかといえばそんなことはない。
書いていて楽しいのって100のうち3つか4つ。
「書かなければ」という義務感で続けてきた。
あるいは、トレーニング。
続けることそのものに意味があるのだと自分に言い聞かせていた。
・・・そういう義務感で書いている文章が面白いものになるわけがない。
レーニングにはなるかもしれない。
しかし、草野球レベルでは結構うまいというレベルを維持し続けることに
いったい何の意味があるのか?
33にもなって。
草野球が死ぬほど好き、でもないのに。


小説家、ってのも諦めるんだろうね。自動的に。
ここまでやってダメなものはダメなんだろう。


無駄な時間を過ごしてきたのかもしれないな、と思う。
今、そのことがとても怖い。
せめてどこかで、どんなことでもいい。
無駄にならずに済んでくれたら。どっかで役に立ったら。
そう願わずにはいられない。
僕のことでなくてもいい。
これまで読んでくれたあなたが、1度でも面白いと思ってくれたなら。
続けてきた8年間がそれで救われる。


・・・僕は今、消えてなくなりたいと思う。
役目を終えた。
長い間しがみついていたどっかの隅の末席。
そこから去り行くのみです。




ありがとう。
これまで読んでくれた皆さん、ありがとう。


そして。
さようなら。




4月1日、新しい春の日にて。
世間ではこの日、エイプリル・フール