ラジオ体操というもの

朝、近くの小学校を通りがかったら
子供たちの絵がビニールのカバーにくるまって塀にかけられている。
ラジオ体操を7/21−7/27で開催とのこと。
そうか、今日20日が終業式の小学校が多いんだったか。
明日から夏休み。いいなあ、子供は…


違和感を感じたのは、時代の流れなのか東京だからなのか
ラジオ体操が一週間しかないということ。
夏休みの間ずっとじゃないんですね。
小学校で開催ともなると毎朝先生や父兄が大変だということか。
近くの神社や公園で自発的に集まってますというわけにはいかないのだろう。
地域のコミュニティーって今、どうなっているのか。
特に「子供たちの集まる界隈」というもの。
複雑なことになっていて、あまり積極的に関わりたくない領域となっている…?


僕が小さかった頃には近くの神社に集まって毎朝、ラジオ体操だったもんだけど。
ブランコにのってサンダルを飛ばしあったりしているうちに時間が来て
近くの家のおっさんがラジカセを持ってきて、ラジオ体操第一が始まる。
終わって首から提げた台帳に判子を押してもらう。
全部いっぱいになるとロッテリアでポテトがもらえる。
そこから一日が始まって家に戻って朝ごはんを食べたのち、
後はずっと日が暮れるまで遊んでいたような。
途中昼ごはんに戻って。日によっては小学校のプールで泳いで。
ラジオ体操は大きな意味をもっていた。
今では単なる儀式なのだろう。
過去から続いているがゆえに今も伝承されるべし、というような。

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話変わって、先日聞いたところでは
ラジオ体操には幻の第3があったのだという。
今となっては伴奏のレコードすら残っていないのだとか。
(オフィシャルには、という話で実際には家庭に眠っていたり)
いったいどんな体操だったのか…
ネットで探しても音源ばかり。


ラジオ体操の歴史についてはかんぽ生命のサイトが詳しい。
http://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/csr/radio/abt_csr_rdo_history.html