2015-01-16 「wonderfuck」 詩を書く 晴れた朝 青い象の背に乗って会社へと向かう 246を渋谷方面へ やあ 君は白いキリンで? クラクションのことは気にしないでね 鳥たちを呼び寄せる若者がいる 風向きを読んで 指を空に向けて 歩道橋の上から 口笛を 羽田へと向かうジェット機が通り過ぎる 子どもたちはバスに閉じ込められ 窓に張りついて僕らを眺める 運転席のチンパンジーがバナナを頬張っている 赤信号に変わったとき 手を振りあえたら