先週土曜、みみたを動物病院に連れて行って定期検診とワクチン接種。
3日間ぐったりしてますよと言われて、実際そうなった。
しかし月曜の夜にはいつも通りの元気なみみたに戻った。
血液検査の結果は一週間後に出ると言われていたので、昨日妻と二人聞きに行った。
各数値の記載されたプリントアウトを渡されて説明を聞く。
肝臓の数値がよくないという。
3月、チューリップを食べてしまって念のため連れて行ったときに血液検査をした。
その時から比較すると急激に上がっている。
より詳しく診るためにエコーを撮った方がいいと言われる。
そう言えばみみたはこのところあまり食べなくなった。
あれほど好きだった猫缶はこの1カ月見向きもしない。
この1週間は全くの手つかず。
かといって何も食べないわけではなくてカリカリはこれまで通りだし、
猫用のカニカマや煮干しは喜んで食べている。
毛のつやもかつてのようによくはない。色褪せたかのような。
僕はこれを大人になって嗜好が変わり、
おっさんに向かいつつあるのかなと思っていた。
そうじゃなくて、本当に具合が悪いのかもしれない。
猫は我慢強く、表面化するときにはかなり進行が進んでいるのだと。
さっそく今日、連れて行くことにした。
そう思っていたら今朝5時半のカリカリを食べた後、6時過ぎに僕の枕元に来て、
エグッエグッという声が聞こえてきたかなと思うと吐き始めた。
先ほどのカリカリが未消化のまま吐き出された。
やはり具合が悪いのか…
午前中のうちに連れて行くことにする。
みみたは先週連れて行ったばかりということもあってケージに入るのをいつも以上に嫌がる。
しかたなく洗濯ネットに入れてケージに押し込む。
悲しそうな声を上げる。車に乗って連れて行く。
雨が強くなる。
こんな日に限って病院の駐車場が全て埋まっている。
僕が先にケージをもって中に入り、受付する。
妻は車の中で駐車場が空くのを待つ。
先客は犬のトリマーばかりですぐ診てもらえた。
触診ののち、エコーへ。
みみたはいつもの台の上に乗せられたまま。
モニターとキーボードが一緒になったエコーの機械がすぐ隣の通路にあって、運ばれてくる。
やることは人間と変わらない。
患部にゼリーを塗ってバーコードリーダーのようなものを当てる。
腹部の内側が月夜の砂漠のようにざらざらと映し出される。
腫瘍のようなものは特にできてはいない。
しかし、胆嚢が普通黒く抜き出されて映るのが白く縁取りされている。
胆管もねじれているように見える。
胆管肝炎ではないかと。
原因として食べものかもしれないし、猫毛が胆管に詰まって炎症を起こしているのかもしれない。
実際の原因は病理診断をしてみないとわからないが、いきなり手術とはせず、
まだ若いから薬を飲ませて様子を見ようということになる。
肝臓の薬と、猫草のつまりを取り除く薬(だったか)を3週間分処方してもらう。
そうか。最近猫草上げてなかったなあ。
食べても吐かなかったり、猫草スナックを上げたら味によって見向きもしなかったりで、
そのうちにそれっきり。
それがこんなことになってしまった。みみたにはかわいそうなことをした。
帰ってきてさっそく粉薬を水で溶いてスポイトで飲ませた。
みみたはどこ吹く風といつも通り元気にしていて給餌機をガシガシと漁る。
3週間薬を飲ませて、元気になってくれるといいが…
猫用のカニカマと煮干しを平日夜僕が帰ってきたときにどちらかを少しずつ与えていたが、
これも与え過ぎていたかもしれない。週に1度ぐらいがよさそうだ。