「池袋娯楽の殿堂ロサ会館『渋さ知らズ大オーケストラ』地獄編」

誘われて池袋のライブインロサに渋さ知らズを見に行ってきた。
題して、「池袋娯楽の殿堂ロサ会館『渋さ知らズ大オーケストラ』地獄編」
すごいタイトルだよな。不破大輔じきじきにつけたものとのこと。


渋さ知らズ大オーケストラ」となってたけど、
ステージ上のメンバーは20人もいなかったな。
でかいステージでやるときの半分ぐらいか。
(初めてライブを見に来たと思われる人が
 「うわーすげー20人も出るの?」と驚いていたのが新鮮だった。
 ほんとはもっともっと出てくるのに!)


そもそもこのライブハウスが巷の小さなライブハウスと同じぐらいの大きさでしかなく。
そういうのも関係するのか、
昨日もまた8月に見た日比谷野音ROVO , Konono No.1 のときと同様、鍵盤系のメンバー不在。
舞台の袖にはものすごく大きなキーボードが見えたんだけどね。
小道具、飛び道具かなー、いつ出てくるんだろ?と思っていたら結局出てこなかった。
この日出たメンバーについては、主催者側の告知ページを参照。
http://deplog.cocolog-nifty.com/blog/cat5075947/index.html


さやかとペロの2人は出なかったけど、
小さなライブハウスにもかかわらず白塗りの人たちは出てきた。
狭いステージ上の椅子に座ってホーンの人たちが吹いてる中を
ぬうようにヌメヌメと進んできて、せり出しの部分でクネクネと踊る。
僕はこの左側のせり出しのすぐ真横にいたので、
僕のすぐ目と鼻の先で入れ替わり立ち代り白塗りの人たちが
そのパフォーマンスを披露することになった。


目新しいメンバーで言ったら6弦ベースの若者と、
朴訥とした雰囲気のトロンボーンのおっさんかな。
パーカッションの関根真理(この人は美人だと思う)が
この日誕生日ってことで「ハッピーバースデートゥーユー」と合唱になった。


不破さんは駅のホームに置かれているような
大きなタバコの吸殻入れをステージの上に持ち込んでいた。
ライブの間あれだけタバコを吸っているのだから、合理的でいいアイデアかもしれない。
こんなことして普通に見えるのって世界でもこの人だけだろうな。
あと、トイレットペーパーを千切って鼻をかんでいた。


そういえば片山広明も演奏の途中で抜けて、
トイレにでも行ったのだろうか?と思っていたら
トイレットペーパーを手に戻ってきた。
で、MCを始めた渡部真一のふんどしの中に突っ込もうとした。
渡部真一は「いたい!いたい!はいんない!」と。
その後ウォッシュレットの話になったのだが、この日のMCは冴えていたなあ。
跳んだり跳ねたり煽ったりで、元気な渡部真一を見ることができてよかった。


演奏した曲目は、・・・僕はいっこうにして曲名を覚えないのであれなんだけど、
ここ何年かの定番の曲はだいたい演奏したように思う。
ナーダム」「火男」など。「ライオン」「股旅」「Pチャン」もやったと思う。
なんつうか僕がベストだと思う「渋旗」系。嬉しい。


イベントものなので最後はもちろん「本多工務店のテーマ」
あのフレーズを聞くと今でも血管が沸騰する。奮い立つ。
珍しく我を忘れる瞬間を過ごせた。
「明日も頑張ろう!!」という気持ちになれた。


叫びすぎて声がおかしくなった。
久し振りにピョンピョン飛び跳ねた。
ええ、最前列にいましたよ。
いやーよかったよかった。

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始まる前、隣に座っていた青年に話しかけられる。
「同じシューズを履いてますよね」「ほんとだ」って。
オニツカタイガーのオレンジ色。
「僕、このシューズが大のお気に入りなんですよ」
「同じの履いてる人見たの初めて見ました」などなど。


終わってからは、今回のライブに誘ってくれた fire 氏と合流して
池袋の安い立ち飲み屋で飲む。23時近かったのでさらっと。
何を飲んでも食べても315円。安い。

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追記。24日の前日、23日の祝日には新宿御苑で200円(!)でライブをやったとのこと。
でも演奏はかなり短かったみたいだけど。
この日新宿行ってたんだよなあ。
ちゃんと情報をチェックしていれば見れたのか。惜しいことをした。