中国という国

帰省した時に母と食べていると何度か、
「中国の食べ物は避けるようにしなさい」と言われた。
その度に僕は、「東京のスーパーは賢いから、この時期中国産の食べ物は売らないよ」と答えた。
ほんとかどうかわからないけど。


肉まんの材料にダンボールが使われていたという例の話題。
今日、電車の中吊り広告を見て、あれはやらせだったということがわかる。
北京のテレビ局による捏造。
驚く。これはいったいなんなのだろう?
どこにどういう目的や理由があって、こういうことをしたのだろう?
どこの誰にどんな得になるというのだろう?
珍奇なモノを報道して耳目を集めたかっただけ?
今更ながら、中国という国がよくわからない。


醤油の原料に髪の毛が使われていた。
子供たちを誘拐してレンガ工場で働かせていた。
支払われた給料がニセ札。それを指摘して抗議したらクビ。
ところ構わずツバを吐くなど、観光地でのマナーやモラルを問われる。


毎日のように中国に関する否定的なニュースを目にする。
そんなばかな!?という出来事ばかり。
来年には北京オリンピックが行われる。
数年前上海を訪れたときは、強い風が吹き付けるような発展のスピードに心奪われた。
貧しい人々が住む地域はすぐ隣り合わせていて、
壊れかけた家に住む人がすることもなく突っ立っていて、通りがかった僕を見つめていた。
僕の中の中国のイメージとはそういう映像だ。


中国と聞いて僕が真っ先に思い出すジョーク。
「60年代、東西冷戦のさなか、アメリカとソ連がどちらが先に月面に国旗を掲げるかしのぎを削っている。
 そこに中国人が月に到着したというニュースが全世界に届く。
 そんなはずはない、と両国首脳は驚く。だって奴らはロケットさえ飛ばせないじゃないか。
 工学博士がインタビューに答えて曰く、『まずは1人が肩車して、さらにその上に肩車をする。
 そこにもう1人、また1人。これを繰り返して、やがて・・・』」


例えば、こういうサイト。友人が mixi で紹介していた。
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html
気の弱い人は絶対見ないように。
中のリンクは僕、怖くてクリックできない。


中国にとって人は使い捨てなのだろうか?
自分の利益のためなら、ちょっと離れたところにいる人のことはどうだっていいのだろうか?


言われてることのどこまでが真実なのだろう?
どこまでが嘘なのだろう?
「あれだけの人口を抱えていれば極端な人も出てくるよ」
ただそれだけのこと?


何がどうなっているのだろう?
いろんなことが不思議でならない。