離 - 118:全てが終わりました

卒業論文「離論」の提出締切日。24時まで。
前の日までにあらかた出来上がっていて、最後の推敲。
仕事の合間にテキストファイルで読んでみたり、プリントアウトしてみたり。
仕事そっちのけの離の日々も今日で終わりか・・・


昼、吉本の向かいの天鴻餃子房で元祖黒豚餃子の中盛定食。


帰って来て、最後にもう1度読み直して提出する。20時前。
これで全てが終わり。部屋を出る。
世界が目の前に広がっている。ああ、これが世界というものか。
夜。風に吹かれて歩く。

橋の途中にある、これまで何度か散歩してきた中で気になっていた中華料理屋へ。
チェーン店なのだろうか? 広くて大きい。
さっそく生ビールを飲む。
ザーサイと豚バラのにんにくソースがそれぞれ210円と安い。
メインとして、牛肉と野菜の激辛煮。これが前から目に付いていたのだが、
名前の通り激辛。しまったと思う。明日の新幹線で大変かもしれない。


食べ終えて、夜の散歩を再開。環八に出て、高井戸まで。
時間が有ったのでそこから先、同じく京王線の駅、八幡山まで行ってみる。
僕の足だと荻窪から高井戸までが30分で、そこから八幡山までが30分ぐらいだった。
iPhone で The Bevis Frond「Hit Squad」を聞く。
駅に着いて引き返す。頭の中は空っぽで、特に何も考えない。
ただ目の前の風景と音楽が通過する。言葉は何も出てこない。
帰り道、聞きたいアルバムがなくなって、曲単位であれこれ再生する。
混乱が始まっているように思う。


帰って来て、ウダウダして、眠る。午前0時過ぎ。
明日は会社休んで、青森へ。


月曜に論文の審査発表があって、そこで正式には終了認定されるんだけど、
まあ実生活としてはこれで離の日々が終了。
長かったような、短かったような。
とにかくハードだった。後半は特に生き地獄だった。
作業量ではなく、精神的に。
乗り越えたのか、耐えたのか。
始まりは3月の大阪でまだ冬だった。今は夏、東京。