昨晩は皆既月食。僕も見た。
欠け始めから終わりまで全国で観測できたのは
2000年7月16日以来、11年5カ月ぶりなのだという。
ニュースサイトを見ると
東京スカイツリーと月食を重ね合わせて眺めて
写真を撮る天文ファンが多かったのだとか。
東京は快晴。22時過ぎから時々外に出て月を見てみる。
確かに小さな円が重なるように欠け始めている。
USTで中継しているところを探してみる。
JAXAのとかいくつか当ってみて
「moonsystem」というところのが最も大きくてきれいだった。
http://htn.to/GZ1peR
23時前に外に出てみると月の光は三日月型にわずかとなっていた。
それがどんどん小さくなっていく。
近くの自販機で缶コーヒーを買って
手には iPhone を持ってその後ずっと眺める。
最後ギリギリ残されていた光が消えてなくなり、皆既月食へ。
１時間弱続いたという。
地球の陰に隠れた素顔の月は弱々しく赤茶けていた。
近くの家から子供たちの喚声があがったり。
今、全国の人たちが同じ空を眺めているのだろう。
そして指差しあっているのだろう。
そういうのもいいもんだ、と思った。
Twitter にも Facebook にも見えたとか見えないとか、
UST で見てるとか書き込みが。
そういう時代なんだな。
バーチャルでよければ、いろんなことが共有できる。
それが手のひらの上の小さな携帯でなされる。
普段は気にも留めないけど
天文現象などと比較すると改めて感じることになる。
そして、人類の進化は間違った方向に進んでないと思う。
