昨晩たまたまテレビをつけたら『映っちゃった映像GP』というのをやっていた。
超常現象や心霊現象系の番組。
ペルーで宇宙人のミイラが見つかったとあって見てみた。
遺跡の地下奥深くに墓があってその台の上に横たわっていたという。
男はアルミホイルに包まれたものを2つ取り出す。
ひとつは成人のミイラの手。三本指。
もうひとつは子供のミイラ。全長20cmぐらいの。やはり三本指。
この番組の検索をするとキーワードでやらせとすぐ出てくるのでまあそういうものなんだろう。
次に豊臣秀吉に攻められて4000人が殺された城の跡に幽霊が出ると。
その次、ラストに視聴者の投稿動画だっただろうか。
これが怖かった。いくつかは本物かもしれない。
マンションのベランダで皆既月食を撮ろうとしたら隅の方に顔を殴られた男がいた。
次の瞬間、別の角度からその顔が現れる。
ホテルの部屋なのか、川向こうにスカートを履いた女性が立っていて、こちらに向かって手を振っている。
髪が長くて不自然に覆っていて、顔が見えない。
カメラが揺れて少し外れて戻るといなくなっている。
その次の瞬間、カメラのすぐ脇に。
(できすぎているので、これはつくりものかもしれない)
幽霊だったとして
普通の外見の人が普通にいるのではなく、身の毛もよだつような恐ろしい姿となっている。
あるいは現実感のない奇妙な姿というか。
これはなぜなのだろうか。
意思の疎通が困難でなんだかぎこちない姿はゾンビ的というか。
幽霊がこの世に対する未練が残ることによる残骸のようなものであるならば
確かにゾンビのような半ばこの世に残し半ば別の世界に行ってしまったかのような存在感も当然か。
幽霊とは霊魂だけのゾンビ。
見ていたら「怖すぎる」「なんでこんなのをつけてるのか」と妻が激怒。
別のチャンネルにする。
Youtube に上がっていたので見返す。画質が悪くてよくわからないけど。
1:30:00頃。
https://www.youtube.com/watch?v=BA7HGKZZrco