箱根再び その1

ゴールデンウィークの結婚式に向けて式場での打合せ。
箱根のホテルへと向かう。
前回はロマンスカーと路線バスを乗り継いだけど、
今回は小田急の高速バスが近くまで行くことがわかってそれにする。
新宿から出ている。次の停留所が池尻大橋でそこから乗る。
打ち合わせは10時からで、バスの所要時間は2時間15分。
よって始発の次の7:15発にして9時半頃到着。
今日は6時起きだった。


バス停に着くと既に何人か先に並んでいた。
時間通りにバスが来る。
すぐにも首都高に入った。
そこから先は「東名向ヶ丘」「東名江田」というように
東名高速道路の中にバス停がある。
時間が時間なので途中から乗ってくる人もない。
というか、乗るにしてもどこから上がってくるのだろう。
1Q84』にて高速道路の壁のドアを開けて階段を下りていく場面があるけど、
きっとそういうのがあるのだろう。


しばらく眠って過ごして、ふと目を覚ますと真っ白な富士山が。妻を起こす。
そしてまたいつのまにか眠っている。次に目を覚ましたのは御殿場だった。
バスは箱根の山道を登っていく。
乙女峠、金時、千国、姥原、桃源台、湖尻。
ところどころ桜が咲いていたが、花が小ぶり。品種が違うのかもしれない。


バスが終点に着いて、そこからホテルまで20分ほど歩いた。
晴れた日で、芦ノ湖の遊覧船も早くからたくさんの乗客を乗せている。
途中からホテルの遊歩道に入った。


少し遅れて到着する。式場の方とお会いしてさっそく打ち合わせを始める。
宿泊者の名前の確認。当日のスケジュール。
アルバムの電子データをどうするかなど、
1月の打合せで保留にしていたオプションの扱い。
だいたいの金額も確定する。
その後、妻は髪ヘアメイクのリハーサル。
最初ちょんまげのようにしていたのが、いつのまにかバシッと固まっている。
簪や髪飾りを入れて、わたぼうしをかぶってみるとどうなるか。


一通り終わって式場の方の案内で改装工事が終わったばかりの庭園を案内してもらった。
向こうに富士山が美しく聳え立っていた。
ホテルのレストランでパンシチューのセットを食べた。
昼になって遊覧船はぎっしりと観光客でいっぱいになっていた。


送迎を利用して元箱根港へ行くと、とんでもない長さの行列が。
1月に来た時は夕方、箱根湯本までのバスがそうだったけど今はまだ昼過ぎ。
この時間帯は遊覧船のものだった。
大半が外国人観光客。
来る途中に見かけた旅館も「○○様御一行」というのも
アジア系の名前ばかりだった。
今や観光地という観光地で日本人よりも外国人の方が多くなっているのだろう。


小田急の路線バスに乗って小涌園へ。
日曜の午後、道が混んでいるようで大幅に遅れてバスが到着する。