落語フェス、2日目。
午前中は墓参り。バスで石神井公園駅まで行って池袋線に乗って大泉学園。
晴れていて暖かい。あちこちで桜が咲いている。東京は今日が満開。
墓に花を供えて線香に火をつける。
終えて、近くの小さな川まで出る。桜がかかっている。まだ蕾のものもある。
供えたワンカップ大関を飲む。
来る途中のセブンイレブンで買った唐揚げと春巻きをつまみに。
年配の方たちが同じように立ち止まって桜を見ている。
駅前にできた商業施設の中に入って昼を食べる。
梅蘭があったので海鮮焼きそばと水餃子、生ビール。
そこから渋谷まで副都心線で。豪快に寝てしまった。
妻の方にではなく、反対側の若い女性の方に寄りかかってしまう。
文化センターのさくらホールへ。
この日は「立川流W親子会」立川吉笑、立川談笑、立川こしら、立川志らく。
親子といってももちろん実際の親子ではなく、一番弟子のこと。
談春の吉笑、志らくのこしら。
吉笑は勢いでわーっと押して、吉本の芸人が落語をやったかのようだった。
談笑が一番笑ったかな。
時事ネタを織り交ぜつつ、やりたい放題でブラックな笑い。
エンターテイメント、バラエティとしては十分すぎる程面白いが、
僕は昨日の橘家文蔵や入船亭扇辰の方が落語としては好きだ。
仲入りを入れて、立川こしら。
落語界の異端が立川流だとしたら、その中でも異端。
だから自分は王道なんじゃないかという。
ホールでやるのは久しぶり、普段は駐車場でやったりとかと。
後で経歴を見てパンクバンドとか放送作家とか。
こいつはクドカン系だな…
まくらでオーストラリアに行ったこととか全然関係ない話をして、桃太郎「的」なのを。
続けて立川志らく。フェスってこともあって皆気楽にやってたけど志らくもまたそうで。
昨年末に見た「芝浜」とは打って変わって、芸を追求というよりはサービス精神。
途中でさだまさし「防人の詩」のメロディーで
「津軽海峡冬景色」落語の「寿限無」と「芝浜」のあらすじ。
やりたかっただけなんだろうなあ。本編とは何の関係もなし。
帰ってきて光が丘公園は桜祭り。
屋台を回って熊本のテントで塩唐揚げを買う。
そろそろ終わりということで山盛りにしてくれた。
笑点を見ながら食べて、世界遺産、サザエさん。
途中からテレ東の昭和の名曲ベスト100。
「なごり雪」「夢は夜ひらく」「セクシャルヴァイオレットNo.1」「初恋」
「奥飛騨慕情」「3年目の浮気」「涙の操」「スーダラ節」「酒と泪と男と女」
「夢想花」「長崎は今日も雨だった」「女の道」など。
思わず見入ってしまう。
勝新太郎が「夜霧よ今夜も有難う」を歌っていた。