昨晩、寝る前に猫歩きミニを見ていたら
親愛の情を表すために猫同士で鼻先をくっつけ合ってキスをするのだと。
そういや寝てると時々みみたがしてくるなあ。
あれってボールを投げろと催促してるだけじゃないんだな。
妻が時々、みみたは我々人間を大きな猫だと思っていると言ってたが、やはりそうなのだな。
というかよくよく考えると、寝てるとき、ボールを催促するときに限らず、
普段の生活でも僕の方からみみたに鼻先をくっつけてた。
みみたかわいいねーとか言いながら。もはや無意識。
こちらからのときは鼻先をくっつけないことがほとんどだけど
時々くっついてしまう。わずかにしめっている。
調べてみると起きてるときはそれが普通なのだと。
ここ数日、布団に入ると必ずボールを持ってきて、ポトと落とす。
寝たふりをしてると乗っかってきて前脚をピトとしたり、
鼻先をくっつけてきたり。ゴロゴロ鳴いている。
ボールをリビングの方に投げると全力で駆け出して、全力でまた戻ってくる。
そろそろ寝たいなあと思っても、まだまだー！ と元気いっぱいに。
思いっきり遠くに投げてみみたの気をそらすしかない。
しかし寝ながらの姿勢だとなかなか難しく、
狙えば狙うほど手元がくるって近くの壁にぶつかってしまう。
最近のみみた。
バルコニーで洗濯物を干してるとき、取り込むとき、網戸を開けっ放しにしていると
すぐ外に出てしまう。板の匂いをフンフンと嗅いで、転がって全身にすりつけようとする。
あれなんなんだろうなあ。
分別が付いたからか、重くなったという自覚があるからか、
無暗と塀の上にジャンプして飛び乗ったりはしない。
だからと言って油断はできず、あ、と思ったらすぐ抱きかかえてリビングに戻す。
床に落とすと「フギャー」と怒ってバリバリしてくる。
抱きかかえ方しだいによってはガブっと噛みついてくる。
そんなわけで網戸を小まめに閉めるのだが、
わずかに空いているとそこに前脚を伸ばして差し込んでなんとか開けようとする。
手を止めてしゃがみこんで、その一生懸命努力する姿を眺めてしまう。
しかしそこで開けると、ピューっと外へ。急いで連れ戻す。
テーブルに向かって食べているとき、PCを使っているとき、
ボールを抱えてきて落とす。
相手せずにいると、立ち上がって僕らの太ももをバリバリして催促する。
どんだけ好きなんだか。
しかし、みみたと遊ぶと言ってもボールと猫じゃらしぐらいしかなく、
そろそろ新しい何かを見つけたいところ。
みみたは他の猫と違ってなかなか膝に乗ってこない。
毛布を掛けないとその上に乗ろうとしない。
ああいう性格の違いもなんだろうな。
たまにテレビで、飼い主の膝の上に乗ってゴロゴロしてるのを見かける。
とてもうらやましい。
ボールで親愛の情を示すのはみみたが男の子だからか。
