『ENGEI グランドスラム』

フジの『ENGEI グランドスラム』4時間をしっかり見てしまった…
英語で漫才をやるというナイツと
N国党を揶揄して明日から厄介なことになりそうな爆笑問題
鉄板の面白さだった。
 
この2組を抜いた中ではやはり金属バット。
斜め上から来るようでいて地に足のついたネタの発想力もさることながら、
存在感、間合い、ツッコミの入りぐあい、全てよくできている。
次の M-1 の台風の目になるんじゃないかな。
というかなってほしい。
今のこの勢い、という意味ではアインシュタインもよかった。
 
あと思ったのは、最近よく聞く今はトリオの時代ということ。
ジャングルポケット東京03はウェルメイドな手堅い笑い。
面白いなあというより、作り込んだ場面や演技の巧さで笑うという。
四千頭身ってほんと新世代だった。笑いの構造が違う。
ロバートはまあ秋山がいれば何やってもいいし、ハナコはボチボチか。
 
案外面白かったのが友近と近藤春奈のコンビ。
どれぐらい打ち合わせや事前準備があったのかわからないけど、
芸達者ってこういうことなんだなと。
千原兄弟を兄弟をとして見たのも久しぶりかな。
犬の下半身はどこか、ケンタウロスの下半身はどこか、
というの何気に一番笑ったかもしれない。
 
他、大半はたいして面白くなかったな…
ミキも霜降り明星もバイきんぐもジャルジャルもEXITも。
キングコングの漫才というのは個人的に M-1 以来だったので新鮮だった)
そんな中見るとフットボールアワーのいつもの岩尾のハゲ、
尖った笑いの番組の中で見るとまたそのネタかと笑えないのが、
今日の並びだとむしろホッとするという。
や、フットボールアワーの漫才はうまい。
今回の生放送にひっかけて「もうええわ」を早く出したいというの、おもろかった。
でも昨晩の「金曜のどっち」の未公開トーク集の方が断然笑った。
 
なんにしてもフジテレビのお笑いはFNS歌謡祭と結びつけたりで
IPPONグランプリ以外はなんか無駄が多い。
終わった後の「さんまのお笑い向上委員会」で口直し。
今晩もホトシュールで心癒される。