飼い猫のデータベース

迷い猫の貼り紙を日々、いたるところで見かける。
スマホアプリ「ドコノコ」でも目撃情報が寄せられている。
もう一年以上見つからないのに、それでも飼い主の方は諦めない。
胸がつまる思いをする。
 
他の家で拾われてそこで暮らしているという例もあるだろう。
そういうデータを集めて誰でもアクセスできるようにできないかな、
なんてことをスーパーの帰り道に考える。
・飼っている猫といつどこで出会ったか。
・出会ったときの猫の年齢はどれぐらいだったか。
 生後すぐなのか、ある程度成長してからなのか。
・出会った手段。譲渡会や迷い猫など。
・外見の特徴。色、模様、尻尾の長さなど。
 
こういうのを皆が登録するようになれば
あ、うちの子はここの家で拾われたんだ、とすぐわかる(かもしれない)
 
もちろん、人間の個人情報保護が厳しくなっている昨今、
猫に対しても同様の考え方をする人もいるだろうし、
そもそもめんどくさい、ネットは煩わしい、という人もいるだろう。
「ドコノコ」でも近隣の猫を検索すれば画像が表示される。
そこで判明するということもあるだろう。
 
貼り紙が色あせて、それをまた新しく貼り直してと
根気よく続けている飼い主の方のことを考えると
何かできないだろうかと思う。
世の中の不幸な猫が一匹でも少なくなってほしい
という思いはいつも変わらず。